「彼ら」の言う事ならば疑ってかかるべし |
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海ノ中道の二審だっけ、判決出たね。
途中おおかたの方が予想した通り、「業務上過失」での量刑で、期待されていた「危険運転云々」じゃなかった。
ワタクシは、正直申しまして、この「危険運転云々」の成立と内容には疑問がある。
本当に不謹慎なきっかけ、単にソコが受かりやすいからと言う理由で「法学部」に在籍したのだが、知識や資格はともあれ、法とはナニかを考えるコトは増えたし、また法とは斯くあるべしと言う信念も確立できた。
その中の一つが 「行為自体を禁ずるなかれ」 ということ。
殺人を禁じているじゃないか、と言う方。それはね、「ヒトを死に至らしめた結果」を禁じ行為者を遡って罰するのであって、死に至らしめた原因たる行為自身を禁じてるんじゃないんですよ。 医療行為の結果力及ばずもしくは結果として判断ミスで死に至らしめた場合。直接の死因は医療行為上の切開であるとか投薬になる。この「人体の切開」や「投薬」を罪に問えますか、ということ。 もし「致死的な行為」を直接禁止すると、現代医療は成り立たない。医者、全員犯罪者。
コレは医師と言う資格云々ではなく、例えば遭難時の緊急的な医療行為、無麻酔で傷口を焼いて消毒したり切り裂いて毒を吸い出す行為は仮に致死性があっても最終的には罪に問えない。 何らかの罪に問われるかもしれないけれど、それは知識以上の過失でアリ、また、行為自体ではなくその判断であるとか死んでしまった結果が問われるに過ぎない。
え?
立ち小便は軽犯罪として禁止されてる?
・・・う〜むそうか。 しかしそれも、例えば禁止されているのは公共の場所での性器露出という猥褻性と排泄物での汚損と言う結果を禁じていると考えれば行為の禁止じゃないよね。 近くにトイレがなく、やむなくタオル等で隠しながらビニール袋で受け止めて排泄すればおそらく捕まりません。わざわざやらないけども。
あくまでも、ワタクシ自身の「法に対する信念」による判断ですから。実際の判例とは異なる場合がありますので注意。
さて顧みて「飲酒運転」「危険運転」の問題。 ワタクシ自身は、法規上酒酔い運転や酒を喫しての運転行為は禁ずる旨書いてもいいとは思うが、それを罰則で縛るべきでないと考える。 そのかわり、結果に対しては厳罰で挑むべき。 そして同種の(程度の多少はあっても)罰則は、酒飲み酒酔いに限らず体調不良や状態不良一般に広げるべき。 コレには喫煙や携帯電話使用も含む。
民主主義というか、自由主義国家というか、そう言う社会においては、「行為は自由であるべき」だと思うからですよ。 そしてその行為の結果をちゃんと責任取るのが自由と言う権利に対する義務です。
そして法律には限りがあるし、時代とともに新しい「行為」が生じるため、行為を罰する事に重点を置くと抜け道で不正に利益を得るのが容易になるんですよ。
裁くのは結果重視、そこに故意か事故か過失かの意思や個々人の関係性等を絡めて量刑を決めるべきなんです。
だから、危険運転という特殊な状態と行為を前提に裁こうとするこの法案自体ワタクシは立法プロセスにしてもその存在意義にしても実に不審を抱いてるんですよ。
行為を禁止すると、その判断は取り締まり現場にゆだねられちゃうんですよね。如何なる理由があろうと該当行為だと判断されたら捕まっちゃう。悪い結果が出なくても、行為で捕まっちゃう。 あと飲酒に限れば呼気に規準の物が出たら捕まっちゃう。 アルコールの耐性とか、個人差を考慮せず捕まえちゃう。 徹夜で極度の疲労で事故を起こしても単なる過失。でも眠気を覚まそうとドリンク剤飲んで検問でアルコール出たら酒気帯びで免停&罰金。こりゃどう考えてもオカシイ。
問題は、起きた結果に対して正当に償わせる事でしょ? だったら、従来の過失致死の量刑をあげれば済む事じゃないの? 「行為の禁止」にこだわったとしか思えないこの立法は、
*ケーサツが好き勝手にノルマ達成しやすくするため *為政者側(もしくはそれを狙う勢力)が行為の禁止立法を恒常化して弾圧するため *現政権に不満な方々が立法の正当性を損なわせ政権転覆の一因にしたいため
とかの可能性が見え隠れしちゃうんだよなぁ。 特に二つ目と三つ目。
被害者を救う会とかさ、いつもは加害者の人権とか言ってる連中とミョーにダブってない? 民主とか捨民とか共産とか草の根とか市民とか。
立法や行政を骨抜きにするのは革命勢力の活動の一環なんだよね。
本当に危険運転を廃したいなら病状のレベルで運転禁止もやらなきゃイケナイし運転中の喫煙飲食も規制しなきゃイケナイしビデオが見れるナビなんて許可しちゃイケナイ。車載テレビも全面禁止。コッチの方がカンタンでしょうに。なんでやらないの? 通信会社とかタバコ会社とかコンビニ抱えてる資本企業とか車会社の圧力かね?
ワタクシが度々言っている「合目的的」。 この法案を推進した連中にも早く判例にしたい連中にも「目的」がある。 そして従来法規の厳格化(量刑増加)じゃなく新法成立で対処したことにも。
綺麗ごとを前面に出す連中には、重ねて要注意☆
念のために、ワタクシ、飲酒の有無にかかわらず、無謀な運転には断固反対です。
20080108〜 |
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