■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ====================================================================== =IT企業にだまされるな! = 相模虎太郎 第61号 2008/12/04 ====================================================================== ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ みなさんこんにちは。 私はこのメルマガをつくっております、相模の素浪人こと相模虎太郎です。 私は約20年にわたりIT企業の営業をしていました。IT営業という、今ま でお客様と最も接する仕事を通してみた、ITシステムの問題点を、読者の皆 様と一緒に考えていきたいと思っています。 SEが書いたものとは違い、コンピュータシステム初心者の方にもわかるよう に簡単な言葉で書いていきます。しかし、問題の本質はするどく突いていきた いと思っています。 それでは第61号のはじまりです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ まずは、前回のおさらいです。 =日本人IT技術者が進む道= −開発に関わる人数− 前回、下流工程になるほど、多くのIT技術者が必要になるとお話しました。 ITシステム開発費用は、以前はハードウエアの占める割合が多かったのです が、オープン系システムが主流になったことにより、ハードウエアより、ソフ ト開発費用の方が多くかかるようになりました。 ソフト開発費用は、その開発に関わるIT技術者の人数に比例します。 多くの人数が必要となると、それだけ費用がかかるということになります。 IT技術者は、工場で大量生産されているわけではないので、人数が多くなれ ばなるほど、ボリュームディスカウントが大きくなるというわけではありませ ん。 10人、100人まとまったからといって、IT技術者の給料を安くするわけ にはいかないからです。 しかし、低い給料でもかまわないと言うIT技術者が出てきたら、話は違って きます。 もし、一人1万円でも安くなれば、10人で10万円、100人で100万円 も安くなります。 しかも、給料は月給性なので1ヶ月で、10万円、100万円と違えば、1年 間で見れば、非常に大きなコストダウンになるのです。 2000年以降、日本は不況に突入し、各企業がITシステム開発の費用を、 いかに安く抑えるかということを考えていた時に、そのニーズにマッチしたの が外国人IT技術者でした。 中国、インドなどは、国家として、IT大国を目指していたこともありますが 何より人件費が、日本に比べてはるかに安価だったのです。 今では、中国、インドも生活水準が高くなったために、日本人IT技術者と、 賃金はあまりかわらなくなってきていますが、以前は月に10万円台でもIT 技術者が雇えた時期がありました。 日本人IT技術者の場合は、最低でも月に30万円程度はかかりますので、外 国人技術者の賃金は魅力的でした。 ここまでが、前回のおさらいでした。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ITシステム初心者向けホームページ 相模の素浪人 相模虎太郎 http://www61.tok2.com/home2/ssuronin/index.html 各種システム インターネット IT企業とうまくつきあうポイントなどいろいろとお話しています。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今回のお話です。 =日本人IT技術者が進む道= −外国人IT技術者の拡大− 外国人IT技術者が低価格で使えることは、非常に大きなインパクトがありま した。 特に労働集約的な作業になる、プログラミング、テストといった工程では、外 国人技術者を使うことにより、大幅なコスト削減が可能になりました。 上流工程である設計工程は、日本人技術者が行い、下流工程は賃金の安い外国 人技術者という構図が出てきたのです。 最近でも、大手SI業者の開発では、上流工程は日本人技術者、下流工程は外 国人技術者というかたちで開発していることが多くあります。 また、日本に来る外国人IT技術者のなかには、大学院卒の優秀な技術者もい て、ITスキルに関しては、申し分の無い者も多くいます。 私のプロジェクトにも、外国人IT技術者が何名か参加していますが、どの技 術者も、非常にまじめで、勉強熱心に常に努力しており、うちの会社の若手日 本人IT技術者に、その人を見習って仕事に取組むようにと話しています。 また、来日当初は日本語もあまりうまく出来ず、スキル不足だった技術者でも 日本人に無いハングリー精神で、見る見るうちにスキルが向上してくる技術者 もいます。 安い賃金の上に、このように高学歴でしかも向上心旺盛なIT技術者なら、雇 う方にしたらこれほど良いことはありません。 現在では、ITシステム開発現場で、外国人技術者を見かけないことは、ほと んど無くなりました。 今回は、ここまでにしたいと思います。 次回もよろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集後記】 第61号の発行です。 IT技術者は、技術がどんどん進歩していきますので、常に勉強してスキルア ップをしていく向上心が求められます。 日本人IT技術者を見ていて思うのですが、この向上心が乏しい人が多く見ら れます。 この部分に関しては、大いに外国人IT技術者のハングリー精神を見習って欲 しいと思っています。 今後もよろしくお願いします。 私のBlogもよろしくお願いします。 http://ameblo.jp/ssurounin/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ITシステム初心者向けホームページ 相模の素浪人 相模虎太郎 http://www61.tok2.com/home2/ssuronin/index.html 各種システム インターネット IT企業とうまくつきあうポイントなどいろいろとお話しています。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今回も、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。 感想や、お便り頂けるとほんとにうれしいです。 メール:s_suronin@yahoo.co.jp きびしいお話でも耳をかたむけていくつもりです。 私も読者の方々と一緒に、このメルマガを育てていきたいと思っています。 ====================================================================== IT企業にだまされるな! 編集・発行:相模虎太郎 メール:s_suronin@yahoo.co.jp 配信中止はこちら まぐまぐ版の方 http://www.mag2.com/m/0000134965.htm メルマ版の方 http://www.melma.com/backnumber_116919/ ※このメールマガジンにより生じる損害等について責任は負いません。 ※本メールマガジンの無断転載・無断複製を禁じます。 ====================================== 相模の素浪人 相模虎太郎=======