■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ====================================================================== =IT企業にだまされるな! = 相模虎太郎 第60号 2008/10/02 ====================================================================== ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ みなさんこんにちは。 私はこのメルマガをつくっております、相模の素浪人こと相模虎太郎です。 私は約20年にわたりIT企業の営業をしていました。IT営業という、今ま でお客様と最も接する仕事を通してみた、ITシステムの問題点を、読者の皆 様と一緒に考えていきたいと思っています。 SEが書いたものとは違い、コンピュータシステム初心者の方にもわかるよう に簡単な言葉で書いていきます。しかし、問題の本質はするどく突いていきた いと思っています。 それでは第60号のはじまりです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ まずは、前回のおさらいです。 =日本人IT技術者が進む道= −システム開発の流れ− システム開発の流れについても、少し説明します。 システム開発は、(1)調査分析(2)要件定義(3)基本設計(4)詳細設 計(5)プログラミング(6)テスト(7)導入 といったようなフェーズに 分けられます。 前々回、企業の大規模な基幹システム開発などでは、何十人、何百人ものIT 技術者が、プロジェクトマネージャーやリーダーの指示に従って、規約に従い ルールに決められた方式に則って、プログラミング作業を行うとお話しました が、システム開発の全てのフェーズで、そのように行われているわけではあり ません。 IT技術者が必要になる人数は、下流工程に行くほど多くなっていきます。 ここでも家を建てる時のことを、イメージすればわかり易いと思いますが、設 計を行うのは一人でも、実際に作業を行うのは、何人も大工さんが来ます。 システム開発も同じで、(1)調査分析(2)要件定義(3)基本設計までの 上流工程は、あまり人数を必要としません。 しかし、(4)詳細設計(5)プログラミング(6)テスト(7)導入 とい った下流工程は、多くの人数を必要とします。 何十人、何百人ものIT技術者が、プロジェクトマネージャーやリーダーの指 示に従って、作業を行うのは下流工程です。 ITシステム開発は、個人の個性を発揮するクリエイティブな作業では全く無 いとお話しましたが、上流工程では、個人の個性を発揮するクリエイティブな 作業もあるのです。 しかし、これは、全体から見れば、少数です。 大部分のIT技術者は、下流工程で働いているのです。 ここまでが、前回のおさらいでした。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ITシステム初心者向けホームページ 相模の素浪人 相模虎太郎 http://www61.tok2.com/home2/ssuronin/index.html 各種システム インターネット IT企業とうまくつきあうポイントなどいろいろとお話しています。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今回のお話です。 =日本人IT技術者が進む道= −開発に関わる人数− 前回、下流工程になるほど、多くのIT技術者が必要になるとお話しました。 ITシステム開発費用は、以前はハードウエアの占める割合が多かったのです が、オープン系システムが主流になったことにより、ハードウエアより、ソフ ト開発費用の方が多くかかるようになりました。 ソフト開発費用は、その開発に関わるIT技術者の人数に比例します。 多くの人数が必要となると、それだけ費用がかかるということになります。 IT技術者は、工場で大量生産されているわけではないので、人数が多くなれ ばなるほど、ボリュームディスカウントが大きくなるというわけではありませ ん。 10人、100人まとまったからといって、IT技術者の給料を安くするわけ にはいかないからです。 しかし、低い給料でもかまわないと言うIT技術者が出てきたら、話は違って きます。 もし、一人1万円でも安くなれば、10人で10万円、100人で100万円 も安くなります。 しかも、給料は月給性なので1ヶ月で、10万円、100万円と違えば、1年 間で見れば、非常に大きなコストダウンになるのです。 2000年以降、日本は不況に突入し、各企業がITシステム開発の費用を、 いかに安く抑えるかということを考えていた時に、そのニーズにマッチしたの が外国人IT技術者でした。 中国、インドなどは、国家として、IT大国を目指していたこともありますが 何より人件費が、日本に比べてはるかに安価だったのです。 今では、中国、インドも生活水準が高くなったために、日本人IT技術者と、 賃金はあまりかわらなくなってきていますが、以前は月に10万円台でもIT 技術者が雇えた時期がありました。 日本人IT技術者の場合は、最低でも月に30万円程度はかかりますので、外 国人技術者の賃金は魅力的でした。 今回は、ここまでにしたいと思います。 次回もよろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集後記】 第60号の発行です。 やっと60号まで来ました。2004年に創刊して、何度も途中で止めようか と思ったこともありましたが、4年も続いています。 これも読者の方々のおかげと感謝しています。 創刊からのバックナンバーは、こちらにあります。 http://www61.tok2.com/home2/ssuronin/mokuji.htm#merumagatop 今後もよろしくお願いします。 私のBlogもよろしくお願いします。 http://ameblo.jp/ssurounin/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ITシステム初心者向けホームページ 相模の素浪人 相模虎太郎 http://www61.tok2.com/home2/ssuronin/index.html 各種システム インターネット IT企業とうまくつきあうポイントなどいろいろとお話しています。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今回も、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。 感想や、お便り頂けるとほんとにうれしいです。 メール:s_suronin@yahoo.co.jp きびしいお話でも耳をかたむけていくつもりです。 私も読者の方々と一緒に、このメルマガを育てていきたいと思っています。 ====================================================================== IT企業にだまされるな! 編集・発行:相模虎太郎 メール:s_suronin@yahoo.co.jp 配信中止はこちら まぐまぐ版の方 http://www.mag2.com/m/0000134965.htm メルマ版の方 http://www.melma.com/backnumber_116919/ ※このメールマガジンにより生じる損害等について責任は負いません。 ※本メールマガジンの無断転載・無断複製を禁じます。 ====================================== 相模の素浪人 相模虎太郎=======