■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ====================================================================== =IT企業にだまされるな! = 相模虎太郎 第59号 2008/08/07 ====================================================================== ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ みなさんこんにちは。 私はこのメルマガをつくっております、相模の素浪人こと相模虎太郎です。 私は約20年にわたりIT企業の営業をしていました。IT営業という、今ま でお客様と最も接する仕事を通してみた、ITシステムの問題点を、読者の皆 様と一緒に考えていきたいと思っています。 SEが書いたものとは違い、コンピュータシステム初心者の方にもわかるよう に簡単な言葉で書いていきます。しかし、問題の本質はするどく突いていきた いと思っています。 それでは第59号のはじまりです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ まずは、前回のおさらいです。 =日本人IT技術者が進む道= −IT業界と建設業界− 日本でのITシステム開発がどのように行われているか、少し説明をしたいと 思います。 IT業界は、よく建設業界と比較されます。 建設業界でも、大きな物件になればなるほど、大手ゼネコンが元請になり、数 多くの下請け業者を使って、ビルを建てたり道路を作ったりしています。 同じようにIT業界も、大手SI業者が元請になり、多くの下請けシステム会 社を使って、システム構築を行います。 よく事情がわからないITマスコミ関係者は、中小のシステム会社が営業力が 無いから元請業者になれないといった論評をしていますが、これは完全な誤り です。 六本木ヒルズやランドマークタワーのような、大きなビル工事を発注する時の ことを考えるとわかりやすいと思いますが、あのような大きなビル工事を、中 小の建築会社に発注することはできません。 やはり大規模ビル工事にも耐えられるだけの、大手建設業者に発注しなければ 信用がおけません。 大規模ITシステム開発もこれと同じです。 数百億円にものぼる大規模なITシステム開発となると、やはりそれに耐えら れるだけの与信のある、大手SI業者で無いと信用がおけません。 ITシステム開発途中で、システムを受注した会社が倒産してしまったりして は、発注者側は大きな損害になります。 そのために、大規模なITシステム開発は、ほとんど大手SI業者が元請にな っています。 そして、多くの下請け業者を使って、大規模IT開発は行われるのです。 ここまでが、前回のおさらいでした。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ITシステム初心者向けホームページ 相模の素浪人 相模虎太郎 http://www61.tok2.com/home2/ssuronin/index.html 各種システム インターネット IT企業とうまくつきあうポイントなどいろいろとお話しています。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今回のお話です。 =日本人IT技術者が進む道= −システム開発の流れ− システム開発の流れについても、少し説明します。 システム開発は、(1)調査分析(2)要件定義(3)基本設計(4)詳細設 計(5)プログラミング(6)テスト(7)導入 といったようなフェーズに 分けられます。 前々回、企業の大規模な基幹システム開発などでは、何十人、何百人ものIT 技術者が、プロジェクトマネージャーやリーダーの指示に従って、規約に従い ルールに決められた方式に則って、プログラミング作業を行うとお話しました が、システム開発の全てのフェーズで、そのように行われているわけではあり ません。 IT技術者が必要になる人数は、下流工程に行くほど多くなっていきます。 ここでも家を建てる時のことを、イメージすればわかり易いと思いますが、設 計を行うのは一人でも、実際に作業を行うのは、何人も大工さんが来ます。 システム開発も同じで、(1)調査分析(2)要件定義(3)基本設計までの 上流工程は、あまり人数を必要としません。 しかし、(4)詳細設計(5)プログラミング(6)テスト(7)導入 とい った下流工程は、多くの人数を必要とします。 何十人、何百人ものIT技術者が、プロジェクトマネージャーやリーダーの指 示に従って、作業を行うのは下流工程です。 ITシステム開発は、個人の個性を発揮するクリエイティブな作業では全く無 いとお話しましたが、上流工程では、個人の個性を発揮するクリエイティブな 作業もあるのです。 しかし、これは、全体から見れば、少数です。 大部分のIT技術者は、下流工程で働いているのです。 今回は、ここまでにしたいと思います。 次回もよろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集後記】 第59号の発行です。 今回は、システムの開発の流れについて簡単に説明しました。 IT業界の商流や、システム開発の流れと外国人技術者が、どのように結びつ くのか、わからないかもしれませんが、実は重要な関連性があるのです。 段々と順を追って説明していく予定です。 今後もよろしくお願いします。 私のBlogもよろしくお願いします。 http://ameblo.jp/ssurounin/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ITシステム初心者向けホームページ 相模の素浪人 相模虎太郎 http://www61.tok2.com/home2/ssuronin/index.html 各種システム インターネット IT企業とうまくつきあうポイントなどいろいろとお話しています。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 今回も、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。 感想や、お便り頂けるとほんとにうれしいです。 メール:s_suronin@yahoo.co.jp きびしいお話でも耳をかたむけていくつもりです。 私も読者の方々と一緒に、このメルマガを育てていきたいと思っています。 ====================================================================== IT企業にだまされるな! 編集・発行:相模虎太郎 メール:s_suronin@yahoo.co.jp 配信中止はこちら まぐまぐ版の方 http://www.mag2.com/m/0000134965.htm メルマ版の方 http://www.melma.com/backnumber_116919/ ※このメールマガジンにより生じる損害等について責任は負いません。 ※本メールマガジンの無断転載・無断複製を禁じます。 ====================================== 相模の素浪人 相模虎太郎=======