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=IT企業にだまされるな! =
相模虎太郎 第48号 2007/06/07
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みなさんこんにちは。
私はこのメルマガをつくっております、相模の素浪人こと相模虎太郎です。
私は約20年にわたりIT企業の営業をしていました。IT営業という、今ま
でお客様と最も接する仕事を通してみた、ITシステムの問題点を、読者の皆
様と一緒に考えていきたいと思っています。
SEが書いたものとは違い、コンピュータシステム初心者の方にもわかるよう
に簡単な言葉で書いていきます。しかし、問題の本質はするどく突いていきた
いと思っています。
それでは第47号のはじまりです。
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まずは、前回のおさらいです。
=レガシーシステムとオープン系システムについて=
−マルチベンダー化−
今回は、ネオダマのマ、マルチベンダーについてお話します。
1990年代前半は、ITシステムを構築しようとすると、何から何までホス
トコンピュータを作った一つのメーカーの製品で、構築しなければなりません
でした。
つまり、ITシステムを構成する、パソコンからプリンター、ネットワーク機
器に至るまで、ホストコンピュータがIBMなら、IBM製、富士通なら富士
通製といった具合に、統一しなければならなかったのです。
確かに、当時もコンパチ(互換機)メーカーと呼ばれたメーカーの製品もあり
ましたが、あまり多くはありませんでした。
そして、それを良いことにホストコンピュータメーカーは、ITを販売するデ
ィーラーに対しても、コンピュータを利用しているお客様に対しても、高圧的
でした。
私もIBMをホストコンピュータに持つお客様に、IBM以外のパソコンを販
売しようとした時に、IBMの担当者から、”今後、あなたには一切のサポー
トはしません。”と脅されたことがあります。
さすがに、今はこのようなことは無くなっていますが、IBM以外のメーカー
も、当時は同じような感じでした。
その上、ホストコンピュータメーカーのパソコンやネットワークなどの機器は
割高でした。
しかし、1990年代後半、パソコンの規格の標準化(DOS/V)やネットワ
ークの標準化などが進んだため、安価で安定性も高いパソコン、プリンターや
ネットワーク機器が出回り始めました。
今まで、お客でありながら、ホストコンピュータメーカーの言いなりになって
割高の製品を買わされていたと感じていたユーザーも多かったので、このよう
な製品は、多くのユーザーの支持を集めました。
ホストコンピュータメーカーも、段々とITシステムを自社製品で統一するの
ではなく、ホストコンピュータのみが自社製で、パソコンその他の機器は他社
製といった、ITシステム提案も普通になっていきました。
現在では、全てのITシステムを一つのメーカーで統一しているユーザーは、
ほとんどいません。
マルチベンダー化の波も、IT業界の様相を一変させる、大きな変革の流れで
した。
しかし、これによって大きな問題も出てきたのです。
ここまでが前回のお話でした。
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今回のお話です。
=レガシーシステムとオープン系システムについて=
−大きな問題−
ネオダマが普及したことにより、ホストコンピュータを作っていた、IBMを
中心とする大型コンピュータメーカーの縛りから開放され、ユーザーもIT販
社も、自分が最適だと思うものを組み合わせて、ITシステムを構築すること
が出来るようになりました。
IT関連機器は大幅に安価になり、少し大きめのサーバでも、個人で購入でき
る程の価格になりました。
今では、ホストコンピュータ、サーバ、クライアントパソコン、ネットワーク
機器などが、一つのメーカーで、全てまかなわれていることはありません。
しかし、一方では、ITシステムの検証作業や保守という部分で大きな問題が
出てきてしまいました。
簡単に例をあげて説明します。
サーバ、クライアントパソコンをネットワークで繋いでシステムを構築しよう
としたとします。
オープン化以前は、メーカーが一つだったので、メーカーに問い合わせれば、
このようなシステム構築をして問題があるかどうかなどは、すぐにわかりまし
た。
しかし、オープン化してからは、接続確認その他の検証作業は、全てユーザー
が行わなければならなくなってしまいました。
ハードウエア(サーバ、クライアント、ネットワーク機器など)、OS、デー
タベース、アプリケーション、その他ツール類などを、全てユーザーが、構築
しようとしているシステムで、稼動可能かどうかを、検証しなければなりませ
ん。
ハードウエアやOSその他の組み合わせを考えただけでも、大変な作業である
ことは想像がつくと思います。
その上、相性の良し悪しまで検討するとなると、専門家でも至難の業です。
つまり、ユーザーやIT販社は、メーカーからの縛りが無くなって自由になり
ましたが、このような複雑で手間のかかる作業が、責任となって圧し掛かって
きてしまったのです。
今回はここまでにしたいと思います。
次回もよろしくお願いします。
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【編集後記】
第48号の発行です。
ネオダマはパソコンを中心とする、IT機器を身近なものにしていきました。
しかし、業務でITシステムを使っていくとすると、いいことばかりではあり
ませんでした。
その部分を、今後、考えていきたいと思っています。
今後もよろしくお願いします。
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今回も、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
感想や、お便り頂けるとほんとにうれしいです。
メール:s_suronin@yahoo.co.jp
きびしいお話でも耳をかたむけていくつもりです。
私も読者の方々と一緒に、このメルマガを育てていきたいと思っています。
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編集・発行:相模虎太郎
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