■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
======================================================================
=IT企業にだまされるな! =
相模虎太郎 第47号 2007/04/05
======================================================================
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
みなさんこんにちは。
私はこのメルマガをつくっております、相模の素浪人こと相模虎太郎です。
私は約20年にわたりIT企業の営業をしていました。IT営業という、今ま
でお客様と最も接する仕事を通してみた、ITシステムの問題点を、読者の皆
様と一緒に考えていきたいと思っています。
SEが書いたものとは違い、コンピュータシステム初心者の方にもわかるよう
に簡単な言葉で書いていきます。しかし、問題の本質はするどく突いていきた
いと思っています。
それでは第47号のはじまりです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
まずは、前回のおさらいです。
=レガシーシステムとオープン系システムについて=
−ネットワークのオープン化−
今回はネオダマのネ、ネットワークについて少しお話します。
汎用機やオフコンが主流だったころのネットワークは、汎用機やオフコンを中
心ホストコンピュータとし、その周りに、ホストコンピュータの端末機を接続
するという、ネットワークがほとんどでした。
パソコンもホストコンピュータの端末として、接続することはできましたが、
利用する時には、表計算ソフトやワープロとしてパソコン単体として使うのか
ホストコンピュータの端末として使うのかを切り替えて利用していました。
そして何より大きかったのは、ネットワークケーブルや接続機器も全てホスト
コンピュータのメーカーや機種ごとに違っていたことです。
つまり、ホストコンピュータを変えるとネットワークをインフラごと変えなけ
ればならなかったのです。
端末が10台もあったらそれだけでも大掛かりな工事になってしまいます。
しかも、その工事もホストコンピュータを扱っているSI業者でなければ出来
ないことが多く、多額の費用がかかりました。
それに対して1995年頃、事務所などのネットワーク(LAN)の標準とし
て、イーサネット(Ethernet)が普及し始めました。
このイーサネットは、安価なツイストペアケーブルが利用でき、その他のネッ
トワーク機器も比較的安く、非常に手軽にネットワークが構築できました。
現在では、イーサネット用の機器は、ほとんどの電気屋で入手できるほどにな
っています。
また、ネットワークの通信プロトコル(手順)の標準化も進みました。
現在、インターネットで利用しているTCP/IPが通信プロトコルの標準に
なったのです。
それまでは、コンピュータメーカーや機種によって、通信プロトコルはバラバ
ラでした。
隣にあるパソコンをネットワークを経由して繋いでデータを渡そうとしても、
メーカーや機種が違ったら、繋ぐことが難しかったのです。
それが、この標準化によって、現在ではインターネットの電子メールを使えば
簡単に隣の人に、EXCELなどで作ったデータを渡せます。
また、事務所内だけでなく、外出先からでも、会社のコンピュータにアクセス
したり、お客様にメールを打ったりするようなことも簡単にできます。
このようなことが可能になったのも、ネットワークでオープン化が進んでいっ
たからなのです。
ここまでが前回のお話でした。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ITシステム初心者向けホームページ
相模の素浪人 相模虎太郎
http://www61.tok2.com/home2/ssuronin/index.html
各種システム
インターネット
IT企業とうまくつきあうポイントなどいろいろとお話しています。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
今回のお話です。
=レガシーシステムとオープン系システムについて=
−マルチベンダー化−
今回は、ネオダマのマ、マルチベンダーについてお話します。
1990年代前半は、ITシステムを構築しようとすると、何から何までホス
トコンピュータを作った一つのメーカーの製品で、構築しなければなりません
でした。
つまり、ITシステムを構成する、パソコンからプリンター、ネットワーク機
器に至るまで、ホストコンピュータがIBMなら、IBM製、富士通なら富士
通製といった具合に、統一しなければならなかったのです。
確かに、当時もコンパチ(互換機)メーカーと呼ばれたメーカーの製品もあり
ましたが、あまり多くはありませんでした。
そして、それを良いことにホストコンピュータメーカーは、ITを販売するデ
ィーラーに対しても、コンピュータを利用しているお客様に対しても、高圧的
でした。
私もIBMをホストコンピュータに持つお客様に、IBM以外のパソコンを販
売しようとした時に、IBMの担当者から、”今後、あなたには一切のサポー
トはしません。”と脅されたことがあります。
さすがに、今はこのようなことは無くなっていますが、IBM以外のメーカー
も、当時は同じような感じでした。
その上、ホストコンピュータメーカーのパソコンやネットワークなどの機器は
割高でした。
しかし、1990年代後半、パソコンの規格の標準化(DOS/V)やネットワ
ークの標準化などが進んだため、安価で安定性も高いパソコン、プリンターや
ネットワーク機器が出回り始めました。
今まで、お客でありながら、ホストコンピュータメーカーの言いなりになって
割高の製品を買わされていたと感じていたユーザーも多かったので、このよう
な製品は、多くのユーザーの支持を集めました。
ホストコンピュータメーカーも、段々とITシステムを自社製品で統一するの
ではなく、ホストコンピュータのみが自社製で、パソコンその他の機器は他社
製といった、ITシステム提案も普通になっていきました。
現在では、全てのITシステムを一つのメーカーで統一しているユーザーは、
ほとんどいません。
マルチベンダー化の波も、IT業界の様相を一変させる、大きな変革の流れで
した。
しかし、これによって大きな問題も出てきたのです。
今回はここまでにしたいと思います。
次回もよろしくお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
第47号の発行です。
ネオダマについてお話しています。
マは、マルチベンダーではなく、マルチメディアとする場合もあります。
このメルマガは、企業ユーザー向けなので、マルチメディアについては触れま
せん。
しかし、マルチメディアの方も、今ではパソコンでテレビが見れても、普通に
感じてしまう程になっています。
IT製品も大きく変ったものだと感心してしまいます。
今後もよろしくお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ITシステム初心者向けホームページ
相模の素浪人 相模虎太郎
http://www61.tok2.com/home2/ssuronin/index.html
各種システム
インターネット
IT企業とうまくつきあうポイントなどいろいろとお話しています。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
今回も、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
感想や、お便り頂けるとほんとにうれしいです。
メール:s_suronin@yahoo.co.jp
きびしいお話でも耳をかたむけていくつもりです。
私も読者の方々と一緒に、このメルマガを育てていきたいと思っています。
======================================================================
IT企業にだまされるな!
編集・発行:相模虎太郎
メール:s_suronin@yahoo.co.jp
配信中止はこちら
まぐまぐ版の方 http://www.mag2.com/m/0000134965.htm
メルマ版の方 http://www.melma.com/backnumber_116919/
※このメールマガジンにより生じる損害等について責任は負いません。
※本メールマガジンの無断転載・無断複製を禁じます。
====================================== 相模の素浪人 相模虎太郎=======
目次に戻る 第48号へ