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=IT企業にだまされるな! =
相模虎太郎 第46号 2007/03/01
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みなさんこんにちは。
私はこのメルマガをつくっております、相模の素浪人こと相模虎太郎です。
私は約20年にわたりIT企業の営業をしていました。IT営業という、今ま
でお客様と最も接する仕事を通してみた、ITシステムの問題点を、読者の皆
様と一緒に考えていきたいと思っています。
SEが書いたものとは違い、コンピュータシステム初心者の方にもわかるよう
に簡単な言葉で書いていきます。しかし、問題の本質はするどく突いていきた
いと思っています。
それでは第46号のはじまりです。
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まずは、前回のおさらいです。
=レガシーシステムとオープン系システムについて=
−オープン系システムの歴史−
オープン系システムは、利用する側にも、販売する側にもこれだけ大きなメリ
ットがあった訳ですから、スピードが速いIT業界ですから、大型汎用機を中
心とするレガシーシステムが無くなってしまっていてもおかしくありません。
事実、2000年ごろにはコンピュータメーカーやSI業者の中には、汎用機や
オフコンバスターズといったチームが作られ、汎用機やオフコンのような、古
臭いシステムは止めて、これからはオープン系システムだと盛んに営業活動を
していました。
しかし、今ではそのようなチームは皆無となってしまいました。
それは何故かという事について、これからお話していきますが、そのために少
し、オープン系システムの歴史についても触れておかなければなりません。
オープン系システムと言っても、大きく分けて、UNIX系システムとWIN
DOWS系システムの2つに分けられます。
UNIX自体の歴史は非常に古く、30年以上歴史があるOSです。
大型汎用機のコンピュータメーカーの独自ハードウエアが、全盛を極めていた
頃に、既にUNIXは存在していたのです。
その当時からUNIXはハードウエアにとらわれずに、どのようなコンピュー
タでも稼動することを目標にしていました。
しかし、当時はまだコンピュータのハードウエアが高価な上に、性能もこのコ
ンセプトに追いついていない時代でした。
そのため、UNIXは主にミニコンと言われる科学技術計算などを高速で行う
コンピュータに搭載され、教育機関や研究所などでの利用が主流でした。
一方、WINDOWSはマイクロソフト社が、一般のパソコン用のOSとして
開発しました。
WINDOWSを一気に広めたのは、なんと言っても、1995年のWIND
OWS95の発売です。
製品の優秀さもさることながら、深夜、0時に発売するという、今までに無い
販売方法で、大きな注目を集めました。
その当時、ネオダマという言葉がIT用語として流行りました。
ネ ネットワーク
オ オープンシステム
ダ ダウンサイジング
マ マルチベンダー
このマには、マルチメディアとする場合もあります。
この言葉は、その当時、これからのITの方向性を示した言葉と言われていま
した。
UNIXもWINDOWSも、まさにこの方向性に合致していました。
ここまでが前回のお話でした。
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今回のお話です。
=レガシーシステムとオープン系システムについて=
−ネットワークのオープン化−
今回はネオダマのネ、ネットワークについて少しお話します。
汎用機やオフコンが主流だったころのネットワークは、汎用機やオフコンを中
心ホストコンピュータとし、その周りに、ホストコンピュータの端末機を接続
するという、ネットワークがほとんどでした。
パソコンもホストコンピュータの端末として、接続することはできましたが、
利用する時には、表計算ソフトやワープロとしてパソコン単体として使うのか
ホストコンピュータの端末として使うのかを切り替えて利用していました。
そして何より大きかったのは、ネットワークケーブルや接続機器も全てホスト
コンピュータのメーカーや機種ごとに違っていたことです。
つまり、ホストコンピュータを変えるとネットワークをインフラごと変えなけ
ればならなかったのです。
端末が10台もあったらそれだけでも大掛かりな工事になってしまいます。
しかも、その工事もホストコンピュータを扱っているSI業者でなければ出来
ないことが多く、多額の費用がかかりました。
それに対して1995年頃、事務所などのネットワーク(LAN)の標準とし
て、イーサネット(Ethernet)が普及し始めました。
このイーサネットは、安価なツイストペアケーブルが利用でき、その他のネッ
トワーク機器も比較的安く、非常に手軽にネットワークが構築できました。
現在では、イーサネット用の機器は、ほとんどの電気屋で入手できるほどにな
っています。
また、ネットワークの通信プロトコル(手順)の標準化も進みました。
現在、インターネットで利用しているTCP/IPが通信プロトコルの標準に
なったのです。
それまでは、コンピュータメーカーや機種によって、通信プロトコルはバラバ
ラでした。
隣にあるパソコンをネットワークを経由して繋いでデータを渡そうとしても、
メーカーや機種が違ったら、繋ぐことが難しかったのです。
それが、この標準化によって、現在ではインターネットの電子メールを使えば
簡単に隣の人に、EXCELなどで作ったデータを渡せます。
また、事務所内だけでなく、外出先からでも、会社のコンピュータにアクセス
したり、お客様にメールを打ったりするようなことも簡単にできます。
このようなことが可能になったのも、ネットワークでオープン化が進んでいっ
たからなのです。
今回はここまでにしたいと思います。
次回もよろしくお願いします。
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【編集後記】
第46号の発行です。
今回はネットワークのオープン化の歴史を簡単にお話しました。
かつては、ネットワークの分野でも、コンピュータメーカーの影響力が強かっ
たのです。
イーサネットとTCP/IPの普及は、IBMなどのコンピュータメーカーが
ネットワーク機器の分野から撤退してしまうほどのインパクトがありました。
ネットワーク分野でも、オープン化のうねりは大きかったと思います。
今後もよろしくお願いします。
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今回も、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
感想や、お便り頂けるとほんとにうれしいです。
メール:s_suronin@yahoo.co.jp
きびしいお話でも耳をかたむけていくつもりです。
私も読者の方々と一緒に、このメルマガを育てていきたいと思っています。
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編集・発行:相模虎太郎
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