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=IT企業にだまされるな! =
相模虎太郎 第36号 2006/03/02
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みなさんこんにちは。
私はこのメルマガをつくっております、相模の素浪人こと相模虎太郎です。
私は約20年にわたりIT企業の営業をしていました。IT営業という今まで
お客様と最も接する仕事を通してみた、ITシステムの問題点を、読者の皆様
と一緒に考えていきたいと思っています。
SEが書いたものとは違い、コンピュータシステム初心者の方にもわかるよう
に簡単な言葉で書いていきます。しかし、問題の本質はするどく突いていきた
いと思っています。
それでは第36号のはじまりです。
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まずは、前回のおさらいです。
=第二部 アプリケーションパッケージは安いのか?=
−アプリケーションパッケージ導入後に必要なもの−
アプリケーションパッケージを導入した後にも、必要なものがあります。
アプリケーションパッケージといえどもソフトウエアなので、バグ(プログラ
ムの不具合)や機能追加のバージョンアップのための保守料金がかかってきま
す。
安価なアプリケーションパッケージでは、このような費用がかかってくること
は多くありませんが、企業が使う業務用アプリケーションパッケージでは、必
ずこの費用は発生します。
呼び方はアプリケーションパッケージによって変ってきますが、大概の場合、
年間での年額金額が設定されています。
そして、費用の額もまちまちですが、ものによってはアプリケーションパッケ
ージ代金の25パーセントにも上るものもあります。
つまり、1000万円のアプリケーションパッケージを購入した場合、保守料
金として、そのアプリケーションパッケージを使っている限り、1年間に
250万円かかるということになってきます。
4年間使ったらもう1本買えてしまう金額です。
こうなると本当に保守費用もバカに出来ない金額になってしまいます。
事実、大型のERPを導入した企業で、保守費用の負担に耐えられなくなって
しまった企業もあります。
また、保守契約をしているからといっても、実際は修正や機能追加プログラム
のCD−ROMが送られてくるだけです。
(インターネットでのダウンロードもあります。)
そのプログラムの導入作業はユーザーがおこなわなければなりません。もし、
IT業者に作業を依頼すれば導入作業費が発生します。
アプリケーションパッケージを導入した後のことも忘れてはなりません。
ここまでが、前回のおさらいです。
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ITシステム初心者向けホームページ
相模の素浪人 相模虎太郎
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IT企業とうまくつきあうポイントなどいろいろとお話しています。
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今回の本題です。
=第二部 アプリケーションパッケージは安いのか?=
−アプリケーションパッケージをカスタマイズした場合−
アプリケーションパッケージをカスタマイズ(顧客ニーズによるプログラムの
追加修正)したシステムであっても保守費用は発生します。
そして、これが非常にやっかいなことになります。
カスタマイズを行った場合、当然、メーカーから出荷した時とは違ったプログ
ラムになってしまっています。
そのため、保守のために送られてくるプログラムを、適用できるかどうかの事
前検証を入念に行わなければなりません。
そしてこのような検証作業は、顧客側の責任で行わなければなりません。
なぜならカスタマイズは、顧客側の都合で行われたものだからです。
多くの場合、保守のためのプログラムを、適用できるかどうかの事前検証を行
っても適用するには危険が多いという結果になります。
検証作業の工数や費用をかけても、保守のためのプログラムを適用できないと
なってくると、何のために保守費用を払っているのか、わからなくなってきま
す。
しかし、元になっているアプリケーションパッケージを利用しているのは事実
なので、保守費用はかかってきます。
この場合の考え方としては、アプリケーションパッケージをカスタマイズする
方が、全てオーダーメイドでシステムを構築するよりも、費用が安くあがった
のだから、保守費用に関してはパッケージ代金の一部であると、割り切って考
えてしまう方が懸命ではないかと思っています。
今回はここまでにしたいと思います。次回もよろしくお願いします。
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【編集後記】
第36号の発行です。
ITシステムは構築したら終わりではありません。
実際は、運用保守の方がはるかに工数も費用もかかる場合が多くあります。
これは大きなビルを建てれば、それに見合うだけの維持管理費がかかるのと一
緒です。
そしてITとして、このような考え方をまとめたのがTCO(トータルコスト
オーナーシップ)という考え方です。
TCOについては、本が多く出版されており、この考え方はITのみならず、
他のものにも応用できる考え方なので、研究してみると良いと思います。
今後もよろしくお願いします。
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今回も、最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
感想や、お便り頂けるとほんとにうれしいです。
メール:s_suronin@yahoo.co.jp
きびしいお話でも耳をかたむけていくつもりです。
私も読者の方々と一緒に、このメルマガを育てていきたいと思っています。
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IT企業にだまされるな!
編集・発行:相模虎太郎
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