| 1616年 | ウイリアム・ハーベイ:血液循環論発表
〜動物の血液は心臓によって全身を循環〜 |
| 1628年 | 「動物における心臓の働きと血液についての実験解剖学」 〜出血すれば循環血液量が減少し死に至る→輸血による救命の可能性 |
| 1665年 | ドニ(J.B.Denis):異種輸血の実施
貧血の成人に対して子羊の血液を輸血→強烈な副作用の後死亡 ⇒その後輸血は危険という認識 |
| 1818年 | ブランデル(J.Blundell):ヒトからヒトへの同種輸血
⇒血液型に対する認識は無し |
| 1900年 | ランドシュタイナー(K.Landsteiner):A・B・O型(ヒトの血液型)の発見
⇒1930年 ノーベル生理学医学賞受賞 |
| 1902年 | デ・カストロ:AB型の発見 ⇒血液型をあわせれば安全な輸血が可能に |
| 1916年 | 抗凝固剤クエン酸ソーダの発見 ⇒ 時間的余裕を持った輸血の提供 |
| 第一次世界大戦時:輸血による治療効果実証&輸血システムの開発 | |
| 1919年 | 塩田広重による日本初の輸血 |
| 1930年 | 浜口雄幸首相への輸血 ⇒ 日本における輸血治療の認識 |
| 1936年 | シカゴに世界初の血液銀行設立 |
| この後第二次世界大戦時に多くの「血液銀行」設立
保存血液の戦場への大量輸送システムの構築 |
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| 1940年 | ランドシュタイナー&ウィーナー(K.Landsteiner
& A.S.Wiener)
Rh血液型の発見 |
| 1941年 | ローチット&モリソン:ACD(acid-citrate-dextrose)抗凝固剤による血液の保存開発 |
| 1944年 | コーン(E.J.cohn):エタノールによる血漿分画 |
| 1948年 | 枕元輸血による梅毒感染訴訟問題 |
| 1952年 | GHQの指示により日本赤十字社東京血液銀行開設
( 売血→献血 枕元輸血→保存血輸血 )へ |
| 1954年 | ドセー(Dausset):白血球にも固有の血液型HLA(Human
Leukocyte Antigen:ヒト白血球抗原)があることを発見。 |
| 1959年 | ファン・ローゲム(Van Loghem):血小板にも固有の血液型HPA(Human Platelet Antigen:ヒト血小板抗原)があることを発見。 |
| 1964年 | ライシャワー事件(米駐日大使ライシャワー氏への輸血による肝炎感染) |
| 保存血液の献血による確保を目指す閣議決定「献血の推進について」 | |
| 赤十字血液銀行 → 日本赤十字血液センターに名称変更 | |
| 1965年 | ブルンバーグ(A.S.Blumburg):B型肝炎ウイルス、Au(HBs)抗原の発見 |
| 1968年 | 献血による全輸血血液の確保 → 輸血後肝炎の減少 |
| 1972年 | 日本初のスクリーニングとしてHBs抗原検査の導入 |
| 1970年代〜 | 成分輸血の普及 |
| 1982年 | 血液を媒介としたHIV感染問題発生 |
| 1985年 | HIV抗体スクリーニングの実施
後、HTLV-T抗体(レトロウイルス)スクリーニングの実施 ⇒献血による血液からのHIV感染予防へ |
| 1986年 | 400ml全血輸血と成分献血の実施 : 抗血友病因子製剤対策として |
| 1989年 | C型肝炎ウィルススクリーニングの開発:HCV抗体検査 |
| 1992年 | C型肝炎ウィルス検査の改良 ⇒ 輸血後肝炎の低下 |
| 1999年 | B型・C型肝炎ウィルス、HIVウィルスについて核酸増幅検査を実施 |
参考文献:専門医が語る輸血の知識−オーム社
血液製剤〜感染・同種免疫との戦い−PNEモノグラフ
より詳しい資料は「血液事業の歩み」(日本赤十字社刊)を参考にしてください。
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