<与論島から>

[普通のOL]
ダイビングを始める前は普通のOLらしく、普通(?)の旅行を楽しんでいた。
観光地を巡り、買い物を楽しみ、おいしいものに舌鼓を打ち、きれいなホテルに滞在していた(と思う)。
与論島への旅行もそんな中のひとつだった。
プリシアリゾートに泊まり、美しい海でいろいろなアクティビティを楽しんだ。
バナナボートから投げ出されたり、シュノーケリングを教えてもらったり、体験ダイビングもそんななかのひとつだった・・・はずなのだが。
今思えば、道を誤ったその第一歩だったんだ・・・
友達と二人、朝から緊張しまくった。
イントラの手を握り締めパニック寸前だったけれど、初めてのダイビングはやっぱり刺激的だったんだろーなー(あんまり憶えていないが)。

[寄り道]
帰ってきて、「ダイビングのライセンスを取ろう!」と決めてしまった。
そして「入会したいんですが・・・」と連絡をとったのはダイビングショップではなく、スイミングスクール???
実は泳げないわたしであった。
海関係のスポーツをするにあたり「泳げない」というのは大きなハンディだ。
実際、ウィンドサーフィンなどもかじってはみたが、セールを上げて進んでいても「あぁ・・ここはもう背が立たないんだ・・」と意識した瞬間からヘッピリ腰になってしまう。
なんとか泳げるようにならねば私のマリンライフは永遠に閉ざされたままだ!と必死の思いで泳ぎの練習を始めた。
おばちゃん達に混じって初級コースにエントリー。
息継ぎができないけれどまるで泳げないわけではないので、初めは優等生だった。その後は・・・
ノーブレスだったけれど、25メートル泳げたときは感激したな。
調子に乗ってバタフライの練習までやってしまった。(実際にはやらされたんだけど。)

[やっとライセンス]
半年ほどかけて基礎を教わり、息継ぎもなんとかできるようになった。
「もう、バッチリ!」なんて決して思わないけれど、ダイビングショップの門をたたいた(実際には引き戸を開けたんだけれど)。
学科講習はイントラ1年生だったので12時間もかかってしまったが、プール講習は余裕でこなした。
海洋実習は6月に入っていたけれど、たしかとっても寒かった。
ミソ汁状態の大瀬崎だった。フロートまで水面移動して、最初の潜降のときは心臓がバクバクしてなかなか決心が着かなかった。
その記憶は鮮明だけれど、後は何をしたのか憶えてはいない。
なんとかライセンスも頂いた。
そーして一気にのめり込むかと思えば、そうはいかない。
講習やら器材やらで懐状態が寂しくなり、その年は11本で冬になってしまった。
気分的にはもっと潜りたかったけれど、寒がりの私にとって冬の海に浸かるなんぞ自殺行為と判断し、さっさと冬眠に入る。
そんな感じで滑り出した第一歩だった。

戻る