朝からガックリ
今年の「ひとり社員旅行」は沖縄に行ってきた。
7月の沖縄って梅雨は明けているし、台風はあまり来ないし、1年のうちで一番良い時期なのではないだろうか?
にもかかわらず、ANAの超割がすんなり取れた。
羽田6:45発、ANAの沖縄1便は、羽田に比較的近い私でもちょっぴりきつかった。
横須賀線西大井駅5:37発、東京方面は始発だ。ANAからお迎えサービスのDMが届いたが、私の住む品川区では設定地域外だ。なら、なぜ案内する?まぁ、同じDMには復路で利用するあいのりサービスの案内もあったけれどね。
家を出るのが遅くなり、重い荷物を背負い、もっと重い荷物を引きずりながら、駅まで小走りで5〜6分。間に合ったけれど、止まった瞬間から滝のような汗、汗、汗。京浜急行に乗り換えて落ち着いた頃には汗が冷えて寒い〜!
荷物を預けて、無事に搭乗。爆睡していたので、「あっ」という間に那覇着。
滑走路が混雑していて、若干遅れるとの放送が入る。「まずい!」実は今日の9:30がANAの超割の売り出し日。
先行予約はすべて取れずに今日に至っている。早く機内から出して!携帯の使えるエリアに行かせて〜!!
空港内に入った瞬間、携帯電話からiモードでANAのHPに接続。すでに繋がらない。移動しながら再挑戦。繋がらない。機内預けの荷物を待ちながら再挑戦。繋がらない。歩きながら再挑戦。繋がらない。
本日からお世話になる本部のファイブオーシャンのお迎えスタッフに無事会えて、車に移動中に着信メール。
自宅で同様に超割予約に挑戦していた友人より「ダメでした・・・」やっぱり・・・
移動の車の中でお返事メール。さて、9月はどこの海に行けるのやら?
ガックリした気持ちを必死に盛り上げながら本部へ。
ゴマゾーアタック
2日目の午後、久しぶりにイソギンチャクモドキカクレエビの写真を撮って、ご機嫌で他のゲストのところに戻ろうとしていたそのとき、私は卵を守っているゴマモンガラのテリトリーに入ってしまったらしい。
7〜8メートル離れたところにいたゴマモンガラがものすごい勢いで突進してきた。私は逃げるでもなく、その姿を目で追ってしまった。
ギョロッとした目玉はこちらを直視し、尻尾を左右にぶんぶん振って猛スピードで迫ってきた。
そして、顔を背けた私の右こめかみに口から思い切りぶつかってきた。「ガツン!」目の前が一瞬真っ暗になったが、幸いなことにアタックは1度だけで、ゴマモンガラは戻っていった。
同じグループの他のゲストがこちらを見ていたので、大人の私としては「大丈夫」の意味でOKサインを出したが、実際こめかみがズキンズキン痛んで、ちっとも大丈夫じゃなかった。
そして、あろうことか、2人が水中でジャンケンを始め、負けた方がゴマモンガラのテリトリーに入っては逃げ帰るという遊びをしていた。う〜〜む・・・人の不幸で遊ぶなよ〜
痛い目には遭ったが、ゴマモンガラの母さん(父さん?)は偉い!
他の魚、スズメダイやクマノミにも言えるけれど、卵を守るために自分の何倍、何十倍もある人間に向かってくるところは、ちょっと胸が熱くなる。
でもね、ゴマゾーくん、私は無実なんだよ。君たちの大切な卵を食べちゃったりはしていないんだよ。ちょっと見せてもらったり、写真を撮らせてもらうことはするかもしれないけれど・・・
さらに場所が場所だけに、まじめに心配してしまった。
青あざにはなっていないから内出血はしていないよな・・・とか、
でも頭の中で出血していたらどうしよう・・・とか、
しばらくして急に物忘れが激しくなったら・・とか、いろいろ考えてしまった。
こめかみは触らなければ痛くはなかったが、口を大きく開けるとかなり痛む。大口あけて食事はできないし、もちろんあくびもできない。
小心者の私は、思わず知り合いの歯科医や整形外科医にメールで問い合わせをしてしまった。
歯科医からは「モンガラの頭突きで右側顎関節症って、本邦初かも・・・論文発表か?」との返事があったので、論文執筆には全面的に協力する旨返事をしておいた。
もう一人の歯科医と整形外科医からも「腫れていなければ、大丈夫。」「大丈夫?もしも受診するなら脳外科だよ。」との返事を頂き、ほっと胸をなでおろした次第。
しかし、「脳外科」ってなんだかものすご〜〜く恐ろしげなイメージ。幸い10日過ぎ位からこめかみの痛みが引き始め、2週間過ぎ位からは大口も開けられるようになった。
お騒がせした皆様、大変申し訳ございませんでした。無事復活いたしました。
ベンズ
「ベンズ」とはダイバーにとっては非常に恐ろしい病気で、潜水病のことだ。
そんな名前を持った犬が本部のサービスにはいて、でも、なかなか人懐っこいかわいいわんちゃんだった。
海から上がって挨拶に行くと、顔中なめてくれた。なんて、可愛いのでしょう!
我が家のばあちゃん猫とは大違いだわ。
−ベンズ劇場−
沖縄料理
今回はサービスに併設する宿泊施設を利用した。
1泊朝食付きなのだが、夕食はどうするのだろう?と心配しながら出かけたのだが、いくつかのグループに分かれてスタッフが連れて行ってくれた。
初日は少し遠出をして、名護のステーキ屋さんに行った。お店の外まで並んでいたが、ダイビングの話をしながら待っていた。
ところがオーダーストップの9時少し前くらいに「肉がなくなったので、申し訳ありませんが・・・」と店の人が謝りに来た。おいしそうな匂いだけ嗅がして、期待させといて、それってひどすぎない?
案内してくれたスタッフがすぐに近くの別のお店に電話をしてくれて、何とか夕食は食いっぱぐれることはなかった。
1日は体調不良につき不参加だったが、2日間でゴーヤーチャンプルーやソーミンチャンプルー、ナーベラー、ぐるくん等、いわゆる普通の人が食べているような沖縄料理を楽しませてもらった。
次回はステーキに挑戦だ!!
美ら海水族館
ずっと訪れたかった「美ら海水族館」にも行ってきた。
本部と那覇の距離や移動手段について全く何も考えていなかったので、水族館に滞在できる時間はたったの2時間だけだ。脇目も振らずに一生懸命見学してこなくては・・・
−ようこそ水族館へ−
開館と同時に入館し、足早に見て回る。本当は各水槽の前でもっともっとのんびりしたかったのだが、今日は我慢だ。
まだ人出も少なかったし、水中ではなかなかお目にかかれない生物はじっくり見てきた。ヒレナガネジリンボウとエビの共生は巣穴も良く見えて、「ふむふむ、こうなっているのか・・・」などと感心しながら見入ってしまった。
クマノミが水槽の壁に卵を産み付けて、一生懸命新鮮な空気を送っていた。無事に孵るのだろうか?
ジンベイザメやマンタが悠然と泳ぐ水槽の前では後ろ髪を力一杯引かれたが、勇気を振り絞って後にした。
再入館できるスタンプを手に押してもらい、一旦外にでた。
「ウゥ!」クラクラするほど暑い・・・
地図を見ながらイルカラグーンへ向かう。
以前テレビで見た人口の尾鰭をつけ「フジ」がいる場所だ。イルカラグーンの入り口にはフジの尾鰭の変遷が展示してあった。さて、本物のフジにはお目にかかれるのだろうか?
折りよく、飼育員の見習いさんがすぐ間近で餌をやり始めた。イルカの仲間は、見た目はかわいいけれど、実は肉食でするどい歯を持っている。あれで噛み付かれたら偉いことになるな・・・
飼育員さんが与える魚をどんどん丸呑みにしているが、噛まなくて良いのだろうか?おなか壊さないの?
コンパクトデジカメで必死に撮るが、タイムラグがあり、なかなか良いタイミングでシャッターが切れない。ちょうど口に魚を入れた瞬間を狙うも、シャッターが切れるのは口を閉じて飲み込む頃だ。「この役立たずめ!」などと心の中で悪態をつきながら何度もシャッターを押す。1枚くらい撮れてくれい!
食事が終わって飼育員さんがいなくなると、イルカたちも遠くの方へ行ってしまった。
フジはどこにいるのだろう?とうとうわからなかった。残念。
−イルカラグーン−
残り時間は40分。水族館に戻ることにする。
黒潮の海の大水槽の前で20分ほどぼんやりする。名古屋のダイビング仲間は、この大水槽の隣にあるカフェで3時間くらい粘ったとか・・・やるなー
最初はジンベイがまわってくる度にうれしかったが、だんだん可哀そうに思えてきた。
餌やより強い敵に襲われる心配をしながらも大海原を自由に泳ぎ回って生きてゆく方が、本当は幸せだよね。などと考え始めたらもういけない。悲しくなって大水槽を後にした。
お土産やさんでジンベイのクッションが私に向かって手を振っている・・・様な気がした。(ウソをつけ!ジンベイには手などないぞ!)
欲しいがどうやって持ち帰る?背負って帰る撮影機材だけでも十分重いのに、今回は重器材も持ち帰ることにした。
あと、2本くらい手があればもって帰れるかもしれないけれど、所詮2本は2本。残念だったね〜。しかたなくあきらめた。