2001〜2002年の年末年始休暇は、なかなか長期休暇をくれない弊社としては珍しく9日間もある。
コレは私に「どっか遠くに行ってノンビリして来なさい」と言っているに違いない。
やっぱりモルディブだろうか・・・だとしたらどの島が良いだろう?ダイブサファリも1度乗ってみなければ・・・とお休みが発表になった2000年の11月頃からオロオロ、ワクワクしていたのだが、2月頃にはブルーシャーク号に決めて手配をいつもの旅行社に頼んだ。
幸い、船も飛行機もすぐにOKが出て、待って待って待ってやっと年末年始がやって来た。
待ちかねたぞ!遅いではないか!なにをノンビリしているのだ!
この時期の早朝5:30は真っ暗で、その上寒い。
毎回ながら30キロにも及ぶ荷物とともに最寄の駅へと急ぐ。荷物になるからと今回も頑張って薄着でやって来たが、約23キロを押し、約7キロを背負っていると決して寒くはない。
年末年始も同時多発テロの影響がまだまだ残っているのだろう、さすがの成田も例年ほどの混み様ではなかった。
今回は日程の関係もあり、おなじみのマレーシア航空利用となった。
クアラルンプールでトランジット。4時間半もの時間をどう過ごそうかと頭を悩ませながら空港に降り立つ。
免税店でノンビリ買い物をしたり目の保養をした後、コインロッカーと格闘し(ちゃんと日本語で説明があるのだが)、モルディブに行く仲間達と食事をしている間に何とか過ぎた。
出発ゲートは15から16に、そして12へとコロコロ変わり、12番ゲートにはMH188バンガロール行きとなっている。
バンガロールって聞いたことあるけれど、どこだっけ?何だかインドっぽいけれど・・・
きっとマーレ経由バンガロールなんだと自分を納得させてはみるけれど、普通は最終目的地だけじゃなくて経由地も表示するよな・・・その上私達が乗るのはMH189で便名も違うし・・・
結局、その便でよいことがわかるけれど、このあたりがさすがに東南アジアっぽくおおらか(?)だ。
やっと、マーレに着いた。
外に出るとさすがに南の国に着いたと実感できるムァ〜〜とした空気が出迎えてくれた。
早速ブルーシャーク号に乗船。どんなクルーズになるのだろう、ワクワクドキドキ不安。
いつものバディと私の部屋は7号室。
2段ベッドに作り付けの棚、各部屋にトイレ、洗面台、シャワーがつく。
GBR時もシミランの時も各部屋にトイレ・シャワーは付いていなかったから、今までで一番良い部屋だ。
あるいは私のレベルが低いとも言えるのかもしれない。そのあたりの判断は各人に任せよう・・・
エアコンはついていたが、各部屋で調節はできないし時間によってついたり止まったりしていたが、部屋にはほとんどいなかったので問題はない。ずっと部屋にいたい人には今後の課題として残るかもしれないが、私には関係ないので各人で悩んで欲しい。
ダイビングはコンプレッサー付きのドーニに乗り移り、10〜20分くらい移動する。
このタイプも初めてだったが、いくつか見たほかの船もドーニを従えているものが多かったので、このあたりでは普通なのだろう。
本船にはディンギーと呼ばれるモーター付きの小さなボートがつながれており、これはジンベイシュノーケルをする時に活躍するが、詳しくはあとで。
カメラやウエットスーツは本船に持ち帰るが、器材はドーニに置きっぱなしでよい。
ジンベイ狙いの海域に入ったときにはマスクとフィン(ブーツ)を本船に持ち帰り、いつでも飛び込めるように準備していた。
全員を3つのグループに分けて、ガイドが各グループにひとりずつ付く。
グローブは使わず、流れがあってどこかにつかまるときも充分注意するようにと最初のブリーフィングの時に厳しく言い渡された。
乾期は結構流れることもあるので(雨期は知らない)、カレントフックがあると楽そうだな・・・と初めて思った。
実は持っていたのだが、私のそれはやたらロープが長く、お正月の凧上げ状態になるのが容易に想像でき、とても使用する気にはなれなかった。次回までには短くしておこう。
今回のクルーズは北マーレ→ラスドゥ→北アリ→南アリ→南マーレと回った。
ハンマーヘッドははずしたけれど(実は早朝なのでダイビングをさぼったのだが、結果的には出なかったらしい)、マンタの乱舞も3本分たっぷり見たし(透明度イマイチが惜しいが、マンタポイントはそんなもんだろう)、マダラトビエイの編隊飛行のおまけまでつけてもらいとってもうれしかった。
他にはハラベリで見たコバンザメの群れ、おなじみヨスジフエダイの群れ、マンタが回ってくる間に楽しませてくれたカエルウオやギンポ達、最近すっかり影が薄くなってしまったナポレオン、イワシにアタックを繰り返すカスミアジやロウニンアジ、目の前を横切っていったイソマグロ。
初ジンベイも体験できた。
ジンベイ狙いの海域に入るとガイドやスタッフが見張りに立つ。
「いた!」の声に、私たちはマスクをつけフィンを履いて準備万端で待ったのだが、見失ったらしく、その後の指示がないまま時間が過ぎて行った。諦めてフィンを脱いだ頃船尾に近いところにいたゲストが船の下にジンベイを見つけて飛び込んだ。
船の先にいた私達はその姿を見つけられずにすっかり出遅れてしまったが、例のディンギーがサッソウとやってきてジンベイの上まで運んでくれた。
「こりゃ楽ちん」と思って飛び込んだが、にごっていて何も見えない。みんなが進んで行く方向へ必死に進むと、うっすらと大きな尾が見えてきた。
一応持ってきたデジカメのシャッターは押してはみるけれど、モニターではぜんぜん見えない。この時のためにワイコンまで買ったというのに・・・どーしてくれるんだよ!オイ!!
なーんにも見えなくなり、他の人は?と周囲を見ていると、今度はアッチの方向目指して全速力で泳いでいる。
すると、ディンギーが近づいて来て乗せてくれ、またまたジンベイの近くで落としてくれる。
いっそ水上スキー状態で引っ張ってくれるともっとありがたいような気もするな・・・と思いつつ、ジンベイの影を追って全速力で泳ぐ。
画像も欲しいけれど、諦めて見ることに徹した。次はいつお目にかかれるかわかんないもんね。
そうこうしているうちにジンベイは潜って行ってしまったようで、泳ぐ人もいなくなり、あちこちに人が浮かんでいた。
海水をしこたま飲んで苦しかったけれど、シュノーケルから水がガバガバ入るので片手で立てて泳いだけれど(この役立たずめ!!)、確かにお姿を拝見した今回は笑って許そう。
「今度は透明度の良い水中でお目にかかりたいものだ。」などと感慨にふけっていると、私の近くに浮いていた3〜4人を積み残し、ディンギーは本船に戻ってしまった。
忘れられたわけではないのはわかってはいるが、ジンベイがいなくなり我に返った泳ぎの苦手な私は非常〜に怖くなってしまった。
「まっちくれ〜!!のせてくれ〜!!」
おとなしく待っているのが辛かった私は本船目指して泳いでしまった・・・もちろんちゃんと拾ってもらったけれど。
時により強い流れも入ったけれど、これだけいろんなもの見せてもらって文句言っちゃあバチがあたるってもんよ。
食事は、
朝食:ジュース、卵料理、トマト、ハム(?)、チーズ、パン
昼食:パスタ、カレー、ご飯、サラダ
夕食:魚か肉の揚げたもの、野菜料理、サラダ、カレー、ご飯、デザート
食後にはコーヒーか紅茶
おやつはあったりなかったり。船尾につるしてあるバナナはいつでも食べられるし、ゲストが持ち込んだお菓子も非常に豊富で、おなかをすかせることはなかった。
31日は現地時間の20時、日本時間の24時に合わせて年越しナイトダイビング。
水中でカウントダウンをして、ドーニでシャンペンをいただいた。
ダイニングもダイビングの合間にみんなで飾り付けをし、テーブルにもやしの葉で HAPPY 2002 YEAR の文字があった。
夕食はモルディブ料理。ロシ(ナンのようなもの)、ビスカトゥレスとカトゥレス(玉子のはいったコロッケと普通のコロッケのようなもの)、バジャ(三角のギョーザのようなもの)、ガルディア(お茶漬けのようなもの)とどれもおいしかった。あれもこれも食べてみたくて、ついつい取り過ぎてしまった。ビスカトゥレスとカトゥレスはヘディカと呼ばれて、普段はお茶菓子として食べられているとかいないとか・・・
他にスタッフが食べていたインスタントラーメンには、ツナが入り、ライムが絞ってあった。私にはなかなかいけたが、口に合わない人もいたようだ。
現地スタッフは器用に手でカレーを食べていた。私も教わって、真似してくればよかった。
23時半頃からボドゥベルが始まり、24時にはいっせいに風船を割って大騒ぎ。
場所を移してクラッカーを鳴らし、年越しそばとシャンペンを頂いた。
なにやら現在モルディブへの花火の持ち込みは禁止されているらしく、花火はなかったような・・・本当のところは良く知らない。
最終日、今日のメインイベントは初めてのマーレ観光だ。
「歩いて移動もできる広さと治安の良さ」に加えて、今回は知り合いの知り合いのモルディブ人がガイドをしてくれる。
これで、怖いものはない!!と言いたいところだが、彼等とは英語で話さなくてはならない。これが一番の不安・・・、さらにお互いの顔も知らない・・・無事に会えるのだろうか?
・・・と思ったが、結構スンナリ会えてしまった。(別に不満なのではない)
スーパーマーケットとお土産やさんを見ていたら時間が足りなくなってしまい、市場やイスラミックセンターに行く時間がなくなってしまった。
アイスクリームを食べて少し話をすると集合時間になってしまい、何だか買い物につき合わせただけのような気がして申し訳なかった。
大好きな地元の市場にいけなかったことに悔いが残る。
また、来るからね〜〜
クルーズ後半になった頃、そこらに落ちていた風邪を拾ってしまったらしく、洟が出てきた。「洟垂れ」で済んでくれれば良かったのだが、耳が抜けにくくなったのは参った。寝込んだ人もいるくらいだから、まだマシか・・・
ダイビングも辛かったけれど、一番辛かったのは帰りの飛行機の中。耳が抜けず、鼓膜が破けるかと思うくらい痛くて、不安だった。
ダイビング中なら自分のスピードで潜降・浮上ができるし、ボートで休んでいることもできるが、飛行機ではそうはいかない。何度心の中で「もっどゆっぐり降りでぐで〜!」と叫んだことか・・・
耳に幕がかかったようなボワ〜〜ンとした状態は帰国後も2日ばかり続いた。
今回の教訓「洟垂れで飛行機に乗ると痛い目を見る」を心に深く刻んだ。
以下、今回のダイビングポイント
12/30 Small Maagiri (North Male Atoll)
12/30 Kiki Reef (North Male Atoll)
12/30 Rasdhoo Madivaru (Rasdhoo Atoll)
12/31 cancel
12/31 Halaveli Wreck (North Ari Atoll)
12/31 Maaya Thila (North Ari Atoll)
12/31 Maaya fushi (North Ari Atoll)
1/1 Fish Head (North Ari Atoll)
1/1 Panetoon (South Ari Atoll)
1/1 Rangari Madivaru (South Ari Atoll)
1/2 Rangari Madivaru (South Ari Atoll)
1/2 ジンベイシュノーケリング
1/2 Bodufinolhu Thila (South Ari Atoll)
1/2 Kudarah Thila (South Ari Atoll)
1/3 Guraidhoo Corner (South Male Atoll)
1/3 Lhoshushi Corner (South Male Atoll)
1/4 Medhu Faru (South Male Atoll)
1/4 Kudagili Wreck (South Male Atoll)
1/4 cancel
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