<GBR・コッドホール>

[GBRリピーター]
昨年は弊社にしては破格・異例の大出血サービス夏休みで11日間もあったが、今年はいつもの6日間に戻ってしまった。
去年に引き続きまたGBRにしてみた。
たかだか2度目ではあるが、気分はすっかりリピーターである。
ヨンガラが楽しかったので再度クルーズを希望した。
コーラルシーに行きたかったのだが、日程が合わずコッドホールとなる。
夏休みに入ってからの出発だと船においていかれるので、会社を早退して成田へ急ぐ。
今回も短い日程の中にクルーズとスカイダイビングをねじ込んでみた。
再度のホワイトラフティングも考えたが、夏に行くときのために取っておくことにする。
スカイダイビング・・・無事に生きて戻ってこられるのか?

[さ、寒いゾ!]
早朝暗いうちにケアンズに着く。
泊まるのはクルーズの後だが、ケアンズコロニアルクラブに電話をして迎えを頼む。
???寒いゾ!しばらくは外で待っていたのだが、寒かったので建物に入った。
するとまるでそれを待っていたかのように迎えのバスが来て、そして走り去ってしまった。きっと、どこかの角で私の行動を見ていたに違いない。
あわてて外へ出て手を振るも後の祭りである。
今回はちゃんと両替したから大丈夫と思った矢先の失敗である。
悔しかったが、一部始終を目撃していたタクシーに乗ってホテルへ向かう。
クルーズの集合場所はこのホテルのカフェなのである。
端っこにスーツケースを引っ張っていき、全開。
上に着るものを探す。・・・が、持って来ていないものが入っていたらそれはそれで大変に怖いものである。
しかたがないのでパレオなんぞを羽織ってみる。
そうこうしているうちに皆がそろい、説明も済み、車で移動もして、船に乗船する。
今回はスーパースポート号、去年の船より新しくて大きい。
その上日本人スタッフまで乗っているし、日本人ゲストもたくさんいる。これは楽勝ペースだ。

[ウィー、酔った、酔った]
スーツケースから器材を出してセットしているうちになんだか気分が悪いような気がする。
去年はあんなに荒れた海でも大丈夫だったんだゾ(薬は飲んだが)と自分に言い聞かせながら、指定された部屋に荷物を持って移動。
部屋は、貧乏人の私としては、一番お安いバジェットを予約してもらっていたのだが、狭い階段を降りてガソリン臭い船底の小さな部屋の蚕棚のようなベッドを見たときにはちょっと後悔した。
隣の部屋は女性スタッフの部屋だった。
しかし、私のほかに貧乏人はいなかったらしく、その小さな部屋は丸ごとわたしの物になった。ヨシヨシ。
喜びもつかの間、ウーッ、酔ってしまった。 ダイニング、食事の準備中です。
酒ではない、船にである。
ガソリン臭い部屋になんぞとても寝ていられない。
そーだ、デッキで風に当たろう。そーすれば一気に直るに違いない。
屋上デッキには寝椅子が置いてあったが、船が揺れだすとザーッとあっちからこっちに動くのである。
仕方がないので床に両手を広げて張り付くように寝てみるが、揺さぶられてとても眠れない。
あきらめて、エアコンの効く(明け方は寒かったが、日が昇るとそれなりに暑かったりする)キャビンのソファに丸くなる。
快適である。なんでさっさとここに来なかったんだ!
寝る前にA$5だかA$6だかで首の後ろに貼るタイプの酔い止めを購入して試してみる。
しばらく眠っているうちにポイントについたらしい。船酔いもだいぶ良くなっている。


[コッドホール]
私の乗ったクルーズはポートダグラスからリザード島まで航海し、飛行機で戻ってくるタイプ。 スーパースポート号のスタッフ達です。
したがってメインのコッドホールは最後になる。
これを書くにあたってログをひっくり返してみたが、なーんにも書いてなかった。
私にとってはどこも極めて印象の薄いポイントだったようだ。メインディッシュを前に出し惜しみしているのかもしれない。
それでもコブシメを追いかけたり、膜を張ったブダイを見たりで、そこそこ楽しんだことは楽しんだ。
クルーズ中にどうしても200本目を迎えたかったので、普段はパスするナイトまで潜ってしまった。
そんな訳で、最後のコッドホールで無事200本目を迎えた。
さて、コッドホールである。日本人スタッフのマキちゃんのコッドフィーディングデビューでもあった。
大きな密閉容器に魚を入れて潜ると、気配あるいはにおいを察知したジャイアントポテトコッド達が集まってくる。
人間達は輪になって砂地に着底して、準備万端。
マキちゃんが容器から魚を取り出すと、コッド達は(多分)血相を変えて(顔色は確認しなかったが)突っ込んで行く。
水中にもかかわらず、彼女の「ギャ〜!!」と言う叫び声が響いた。
砂を巻き上げての狂喜乱舞はあっと言う間に終わった。
写真は何枚も撮ったが、砂嵐の中にボンヤリとコッドが写っていると言うお話にならないものばかりだった。

[アリクイ]
リザード島には午後に到着した。 ゲストの1/3が日本人でした。
テンダーボートに乗って上陸し、散歩したり、夜もバーに遊びに行った。
湾内で一泊し、翌朝船を降りた。
飛行機を待っている間に、クルーズ中に仲良くなったガキいや子供と遊ぶ。
背の低い木に緑色の蟻が行列して歩いていた。子供はひとつ摘まむと口に運んだ。
げっ!人間だと思っていたが、おまえはアリクイだったのか。
そして私にもニッコリ笑って差し出す。「くっ食えってか・・・?」
気のいい私としては、薦められるとイヤとは言えない。まぁ、こんなチッコイ蟻なら大勢に影響はないだろう。
ちょっと酸っぱいさわやかな味ではあったが、そのうち足がもう2本生えてきたなんてことはないよな・・・
それから、是非とも女王蟻になってくださいと言うなら私としてもやぶさかではないが、働き蟻は勘弁して欲しい。
えっ?それは蜂だって?
子供は嬉しそうに捕まえては食べ、捕まえては私に差し出す。
いいかげんにしてほしいものだ。
そして、ヨタヨタと飛んできた飛行機に乗ってリザード島をあとにした。
そーいえば、名前の由来となったトカゲは陰も形もなかったゾ!

[スカイダイビング]
早朝出発で今日はスカイダイビングに挑戦である。
ホテルの前で待っているとお迎えの車が来た。
誰も乗っていない。この後各ホテルも回るのだろうと思っていると、なんだか郊外の方へ向かっている。
「物好きなのは私ひとりかい?」
携帯電話が鳴り、話をしていると思う間にUターンして街の方へ戻っていく。
小さなホテルの前で女性をひとり乗せ、また郊外へ向かう。
おいおい、お客のピックアップを忘れるなよ。しかし、私でなくて本当に良かった。なんてったって、クレームの電話ができないんだからな。
お迎えの彼は一生懸命私に話しかけてくれるが、英語が不自由な私よりは後ろの席のオージーのおねーさんと話してくれると、私は眠ることができて非常にうれしいのだが、いかがなものだろうか?
2時間ぐらい走っただろうか、小さな飛行場に着く。
事務所でいくつかの書類にサインをして、高・低どっちのポイントからダイビングしたいか(せっかくなので割増料金を払って高い方を選ぶ)とか、ビデオ撮影のオプションあるけどどーする?(せっかくなので頼む)とか聞かれる。
ダイビングの時に着るツナギの服を借りて、地上で説明を受け、練習をする。
英語に不自由な私でも理解できる程度の説明と、飛び降りたらこんな姿勢をとるのだゾを5回位練習して、もう離陸である。
大丈夫なのか、本当に・・・
書き忘れたが、もちろんひとりで飛ぶのではなくイントラのお腹に張り付いて一緒に飛ぶタンデムダイブである。
私は幸運なことにカッコイー方のおにーちゃんとペアを組む。
万が一パラシュートが開かないで死んでしまうのなら、カッコイーおにーちゃんの方が良いでしょ。
まー、おにーちゃんも私と心中したかないだろうから、しっかり整備してるだろうけれど。

[飛ぶ]
うーーむ。地上が遠くなる。その上、ちょっと寒いゾ!(実際は高度があるのでかなり寒いはずだが緊張しているのだろう。)などと考えているうちに飛ぶ時間となる。
ひとりじゃ決心がつかないだろうけれど、イントラが一緒である。多分何とかなるだろう。
ポーーーンと飛び出す。
パラシュートが開くまでの何秒間かはフリーフォール(だったかな?)と言って、ただただものすごいスピードで落下する。
なんだかベコベコしそうなゴーグルをしたが、これがなければ目なんかとても開けられないだろう。
風圧で頬がびたーっと押し付けられる感じ。
ビデオ担当の人が突然目の前に現れる。
ニッコリして(本人はそのつもり)、Vサインなど出したりする。
ガツン!!衝撃と共にパラシュートが開くと今までの風圧は消え、文字通りの空中散歩となる。
眼下にはGBRの美しい海が広がる。
背中のおにーちゃんと「おとといまであの海に潜っていたんだ」などと話す。
しかし、いったいどこに降りるのだろう。この下は海だよ。
パラシュートじゃ潜れないんだよと思っていると、ちゃんと海岸に着地。
パラシュートを広げたときほどではないが、なかなかの衝撃であった。
あーぁ、終わってしまった。もう1度飛びたい。
もう1度あのフリーフォールの快感を味わいたいと、はまっていく人がたくさんいるに違いない。
私も危ないところであったが、もう1歩のところで踏みとどまった。
興味はあるが、どー考えても懐が許してはくれまい。海で手一杯で空まで手が出せないのである。
ビデオの編集を待って、またケアンズまで戻る。
日本とはビデオの規格が違うらしく、ダビングをしてもらわないと持ち帰っても見ることができない。
ここならタダでダビングするよという指定の店がホテルの近くにあり、できればそこまで送って欲しいものだが慎み深い私はとうとう言うことができなかった。
決して英作文ができなかったからではないという事にしておこう。
お蔭でホテルに帰ってからその店に電話をしたり、翌朝わざわざ行かなければならなかった。
夕食はまたまたショッピングモールのフードコートでとったのは言うまでもないことである。


  戻る