体験記

 

 

アナタを呪ってあげましょうか?

記憶のカケラ

女ホル(注射)

去勢体験記

セスナ

総合病院

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 このページはタイトルが示すとおり、管理人・雪柳の体験した様々な体験記を載せていきます

ただ、更新が遅い事はご了承願います

何故なら、そう沢山「体験記」になるような出来事も日常においては少ないからであります

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記憶のカケラ
 突然ですが、皆様・・ 根拠の無い自信をかざしてませんか?
というのもですね 最近某界隈では根拠無き自信が目立ちます
コンビニパスしました レディースディで女性料金だったんです
銭湯行ったら女風呂に案内されました 街頭ティッシュ貰いました
友人に会ったら気づいてくれませんでした 女性と思われました ました・・

 そ れ で い い ん で す か ?

 貴女の目指していたものって何でしたか?
初めて女ホルを体内に取り込んだ時に思い描いたものって何でした?
果たしてコンビニでピンクのボタン押されて嬉しいんですか
それが女性なのですか?それって誰が見ても女性なんですか?

 前に勤務していた会社では同僚・相手先が私を女性と
勘違いしてたっぽいです

 っぽいって何ですか?嘘はやめて下さい
それはチミの勘違いでしょう 思い込みはやめて下さい イタいたいです

 何なんですか それがゴールなんですか?
それに甘んじてしまうんですか?女装、メイク、外出、ホル、手術
それぞれに手を出す前に果たして思い描いた終着地点はどうしました?
今の状態は執着地点でしょう?

 かくいう雪柳も今日の今日まで勘違いしておりました
誤って執着地点に途中下車する所でした でも思い出せたんです
去勢したあの日の事を 初めて体内に女ホルを取り込んだ時に考えた事を
そう 何もゴールじゃない まだ半年じゃないか これは序章の前
まだ表紙を見ているに過ぎないのだと 本なんて開かれてもいやしない
これじゃ駄目なんです 誰が何を言おうと雪柳は男なんです
そう 男だったのです そして今でも・・ 危うく本末転等でした
精神まで変わってはいけないのです 確固たる個を持てと言ってきた
この雪柳ですら忘れかけたのです 女ホルやパスする快感とは
本当に恐ろしいものです 麻薬よりタチが悪いです
個すら蝕むクスリなんです 常習性も依存性も高く精神に干渉する
こんなクスリを入れても尚変わらない屈強な精神の持ち主で無くば
決して手を出してはいけなかったのです 実に危ない所でした

 これからは根拠無き自信は全て捨て去るのです
さぁ五月 昔と変わらぬやう胸を張って宣言するです 雪柳は男なのだと

 あとがき:風呂場で自分探ししちゃいました 結果がコレです
やっぱり馬鹿は治らないようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セスナ

ホノルル空港にて

フライトスクールに到着するなり、「ビデオ見ますか?見なくてもいいんですけど」と聞かれる

面倒くさい事は嫌いな雪柳なので、ビデオは断る

すると早速空港内へ とめてあるセスナの運転席へ座らされる

えぇ?マジですか?( ̄▽ ̄;)

スワンの夢のママもしきりに「これでいいんかい?」とおっしゃっている

う〜ん・・・いいわけないと思うです はい

とにもかくにもぶっつけ本番が多い人生なんです

で、雪柳と教官 そして後部にママが乗ると早速エンジンスタート

プロペラが勢い良く回る

あぁ〜・・いいのかなぁ〜?自動車の免許も無いんだよ?私は

教官「はい これがスロットルね〜 押すと回転数上がります」

雪柳「はぁ 車でいうアクセルなんですね?」

教官「そうそう で、速度上がってきたらハンドルを手前に引いてください 離陸できます」

雪柳「押すと下がるんですか?」

教官「そうですよ〜 自動車みたいに簡単でしょ?」

そ・・そうか?激しく違うと思うぞ!?大体自動車はハンドル引いて離陸したりする乗り物じゃないやん!!

で、計器類の見方も何もサッパリ分からないままジャンボジェット旅客機の間を通っていって離陸用滑走路へ

教官は管制塔と無線でアクセス中

これは滅多にできない経験だ・・・・

で、滑走路に出る うわぁ〜 やっちゃったってな感じ だって何もわかんないんだもん

教官「はい スロットル押して〜 はい、ハンドル引いて〜」

ほえほえ?もう飛んでるん?

セスナって時速140km程度で離陸しちゃう乗り物なんです

でも、飛行機の時速140kmって車での時速30kmくらいにしか感じません

で、暫く飛んでホノルル空港に戻ってきたんですが

教官「はい あのゴルフ場見えますね〜?あれを越えたら左へ迂回して着陸してくださいね〜」

雪柳「了解!(泣)」

っていうか、今日初めて乗った人に着陸までやらせるんかい!何の予備知識も無く!

さぁ、本日二回目のぶっつけ本番じゃい!やってやらぁ!

もう雪柳はこの時点で大分吹っ切れてます

っていうか失敗したら普通に「死」 ただそれだけが待っています

 さぁ、ゴルフ場を越えたぞ・・左へ迂回・・・

教官「滑走路に(4L)って書いてますね〜 分かります?あそこに着陸してくださいね♪」

とりあえず高度を下げていって・・・スロットル引いて回転数下げて・・・

何も教わっていないけど飛行中に計器類のそれぞれが何を表示しているか理解してしまった雪柳

人間 追い詰められると脳が本領発揮してくれます

高度計は絶対にこれだ!という確信の元、高度計っぽいのの示す数字を見つつ

エンジン回転数も下げて・・・ハンドルを押していって・・・・

教官「着陸寸前に機首を上げるんですよ〜」

簡単に言うなぁ!(泣)

でも、野生の勘で着陸寸前にハンドルを引く 機首上げ成功!

無事着陸 っていうか機体が左右に〜(汗)と思っていたら

教官「足元にペダルありますね〜 右に踏めば右 左に踏めば左に曲がります はい、真ん中の線に合わせてください」

これがまた難しい ほんとに必死

で、なんとかセスナ初飛行を終えました

なんていうか、次からは雪柳一人で離陸から飛行 そして着陸までこなせる自信がつきました

で、最後に教官の一言

「結構運転上手でしたね〜」

スワンの夢のママ「え?着陸とかも雪柳さんが一人でやってたんですか?教官がやってたんじゃなくて?」

あのね・・・教官は特に何もしてくんなかったよ・・・・全部口で説明受けて、その通りに動かしてただけ・・・( ̄▽ ̄;)

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総合病院

とある総合病院での会話です 掲示板にもアップしましたが

結構個人的に面白かったのでこっちに正式にアップしてしまいます

 まぁ、事の発端は風邪をひいた とそれだけの事なんですけどね

雪柳の平熱は35.5〜36℃なんですが、38.7℃の高熱になってしまったのです

超ふらふらになりつつも近所の総合病院へ

で、そこでの女医さんとの会話なんですが


女医さん「過去に何か大きな病気はありましたか?」
雪柳「盲腸の・・手術・・」<ずっと意識朦朧です
女医「それはいつですか?」
雪柳「小学校の時・・だった・・かな・・あと、去勢・・」
女医「去勢?去勢って?(・Д・)」
雪柳「玉抜きの事です 玉を取ったんです」
女医「それは何故?(・Д・;)」
雪柳「自覚無いけどニューハーフなんでしょう 診断書あります」
女医「・・・・・・( ̄▽ ̄;)」
雪柳「あと、二週間に一本くらいの割合で女ホル注射してます」
女医「成る程・・・頑張って下さいね」
雪柳「・・・はい」<意識朦朧なので気の利いたセリフは言えず

 メモに「去勢済み 9/19 女性ホルモン投与中」とか書かれてました(笑)

↑掲示板にアップしたのをそのまま引用↑

 常用している薬を聞かれたからには答えるしかないっしょ(笑)

で、その後熱さましか何かの注射を打たれたんですが

筋肉注射なので肩を出して下さいと言われたんです

事情を知った看護婦一名 事情を知らない看護婦一名 っていう状況の部屋で

事情を知っている看護婦は「袖をまくってください」と言うんですが

それで肩まで出すのは無理でしょうが(笑)

事情を知らない看護婦はしきりに

「服脱いでもらえばいいじゃん?」

と言っています

事情を知っている看護婦は困った挙句、雪柳をカーテンの裏へ連れて行って

そこで服を脱いで肩を出して注射してもらいました

気を使ってくれて有難う御座います

事情を知らない看護婦はずっと「?」な表情でした

こういう「人の反応」って普通の人生じゃ味わえないので個人的に凄く好きです(笑)

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 2002年9月19日〜9月20日まで(19日が手術日)

 9月18日 いよいよ明日は去勢 実感ゼロ 恐怖も無い
とりあえず、痛くないという話しか聞かないが果たしてどうだろう
雪柳は今までそれで何度騙されたか まぁ、多分痛くないだろう
夜、京●駅につく 今からホテル探し 見つからなければ野宿
とりあえず夜の京都を観光したい タクシーを貸しきろうと思い
乗り場へ 小型タクシーが目に入り、早速乗ろうと思ったら
前に黒塗りベンツの左ハンドルのイカついタクシーがある
こっちのが楽しそうなので急遽、そっちに乗り換える
タクシーの運ちゃんが駅にタムロしてる集団に挨拶してた
運ちゃんが言う あの人達は地元の暴力団なんだ そうか
変な車に乗ったもんだ 何か色々繋がりがあるらしいけどどうでもいい
とにかく今夜京都の夜の観光名所全てを回ってくれと頼む
あちこち夜の京都をめぐる 5時間も 流石に疲れる
明日も来てくれるそうだ VIP待遇 結構嬉しい
最後に病院名を告げ、近くにホテルがあればドコでも良いから行ってくれ
と頼む 運ちゃんと2〜3件のホテルを見て回った結果
一番豪華な感じの某Hホテルに泊まる事にする
というより、レベルの低いホテルしか近場にない なんか残念
乗車料金は5万円くらいするのかと思っていたが
一万円ポッキリの料金 安い というよりタクシーのクセに
料金メーターついてない 明日も来てくれるそうだ
値段はどうやって算出するのかと尋ねると、気分だそう
明日の手術頑張れと言われ、何だか嬉しい
ついでに明日は早めに来てくれと頼む 午前中に京都で美味い
豆腐を食わせてくれる店へ連れてってくれと頼む
ホテルに入ると坊主が沢山 流石は京都と関心する
フロントの受付も坊主だ この人達まで坊主な理由が判らない
夜間遅くだったので良い部屋が無いという どこでも良いと言うと
適当に決まる 財布を出した時、部屋を変更しますと言われる
京都の人は財布の中身で判断するみたい とても良い部屋になった

 9月19日 朝、運ちゃんが来るまで時間がある
ホテルで朝食 また坊主だらけ 別の国に来たみたい
目の前に豪華な食事 でもカロリー控えめな感じ 美味しいが味薄い
京都って何か変 昨日から変な感じ 理由は良くわかんない
ご飯を食べたら部屋に戻る とても晴天 今日手術かと思うと
何か感慨深くなったりするかと思ったけど何も思わない
とりあえず部屋から外を撮影するが面白い風景ない 京都か
ホテルの周りをウロウロ 車も人も少ない 何か面白くないから
歩いて病院まで行ってみた 道が判らないから寺に入って坊主に聞く
すぐ教えてくれた 説明の口調が優しい これが仏の道を歩む人の
喋り方かと耳に残しておく 更に付近の地図までくれる 嬉しいプレゼント
病院まで歩いて行くと20分くらいだった 凄い近い
坂だらけで疲れるけど 途中、コンビニがあったから買い物
漫画を買う 部屋に戻ると携帯鳴る 運ちゃんが到着
南禅寺まで連れてってくれる 夜と朝と昼の京都 全部顔が違う
そんな事を話していたら到着 一件の豆腐屋 とても広い 豪華
玉ジャリ敷き詰めてあって歴史を感じる ふと後ろを見ると
運ちゃんが湯豆腐店の客引きみたいなのから何かもらってた
ツルんでるのかな?もらってたのがお金なのかどうかは見えない
運ちゃんも仕事熱心だ でも、関係ないから食事する
一番高いのを頼む すぐ横に中国人の家族 韓国人かも どっちでもいい
一番安いの頼んでた 料理が沢山くる 失敗した 食いすぎた
量多い 胃が縮小したのかな 外に出ると運ちゃんがいないから
散策 湯豆腐屋だらけ 暫くして運ちゃんが来る
何となく服が欲しかったからユニクロへ行く 買い物
そろそろ病院へ行かなきゃ時間無い Uターンし御●駅まで爆走
何の手術か聞かれると同時に手術前にモノ食っていいのかと聞かれる
タマ取るだけだから大丈夫と言っておく その後、そういう系の話で
談笑 色々質問される 年齢聞かれたので20歳と答えるとビビってた
3日もタクシー貸し切る20歳は初めて見たと言われる そんなもんなのかな
これから色々あるだろうけど頑張れと再度言われる
やっぱりこういう話すると一様にみんな心配するんですね

 手術 病院につく 下見をしてきたので特に何も感じず
中に入ると待合にも誰もいない 受付の看護婦に告げる
予約をとっていた●●です と 雪柳は病院系は全部本名で通してる
別にそれに理由はない で、すぐに診察室へ呼ばれる
何だか長距離マラソンのスタートラインに歩いていく心境
緊張もある 中に入ると医師が座っていた この人が有名な先生かと
シゲシゲ見つめる 優生保護法について簡単に説明を受ける
判りきっている話だけど で、次に先生がメモ帳をとりだし
絵を書く 竿とタマの絵 図説が始まる 竿の下を切ります
玉をとったら、精管は二重に結びます 絶対に解けないようにと説明
そして、今では狂牛病により完全に溶ける糸が手に入らないとの事
よって、半分までしか溶けない糸しか使用できないので
2週間経ったらセルフ抜糸してくれと言われる ピンセットで
簡単に取れるらしい それでも溶けずに残っていたら
近場の病院で抜糸してもらって下さいとの事
以上、実に簡単な説明を受けると二階の手術室へ案内される
手術台にあがる前に下半身丸出し 雪柳は羞恥心が薄いので
何も感じない 左腕に血圧計か何かをセット 緊張してるのね〜と看護婦
てっきり足は開いて手術と思っていると足を強制的に閉じられる
目の前には術風景が見えないように布を立てかけられる 緑色
上半身しか判らない 先ほどの医師が上ってくる
もう元に戻せないからね いいの?と聞かれるから ズバンとやって下さい
と答えると一同爆笑 では始めるよ と言うと局所麻酔 精管に打つ
結構痛い で、竿の付け根あたりを切開 あまり痛くない ショキショキと
ハサミで肉を切る音が静かな手術室に妙に響く 切られる感覚も薄い
何だかもう玉も露出しているらしい まるで判らない 次の瞬間
全身に電気が走る 顔も引きつる 神経が全然生きている 凄く痛い
死ぬほど痛い 後日判明するのだが、前日に別れ酒を飲み過ぎたせいで
麻酔が効かなかったのだ これでもかとばかりの激痛 地獄の始まり

 右の玉から切り取るようだが、モロにそのまんまの感覚 これは死ぬ
ハサミを入れられる度、とんでもない痛み というより熱い
まるで真っ赤に焼けた鉄を当てられるような感覚 声すら出せない
看護婦さんが大丈夫 大丈夫よ〜 と言うがとんでもない
とてもじゃないが大丈夫じゃない でも、それを伝えるべく声を出したいが
次々と波状でやってくる痛みにより声も出せない すると医師が手を休め
何か器具をカチャカチャやっている レーザーメスの出番だったのだが
そこでやっと言う 先生 痛いです と すると追加で局所麻酔を
打ってくれる よかったと思いきや、ズー・・パシュっと言う音
レーザーメスか何かみたいだ 直後、また痛い 熱い 死ぬ
こちらの反応を伺っているようで、すかさず更に追加麻酔
まるで効かない 雪柳もいい加減諦め、痛みを紛らわすべく
震えた声を出しながら医師と談話する 話に集中して気を紛らわす
全身プルプルってこんな感じかと思う 全ての感覚が手にとるように判る
ハサミの冷たい感触 レーザーメスの熱い感触 医師の手の感触
麻酔が効いていないのだから当然 左手の血圧計だか脈拍計はさっきから
ピー ぷしゅ〜 という変な音を何度も立てている その度看護婦が
リセットしている すぐに測定不能になってしまうようだ そりゃそうだ
麻酔無しで手術してるんだから脈拍は尋常じゃないし、血圧は良く判らん
看護婦に5往復はさせてしまった リセットの繰り返し 計測器も
こうなると役立たず 途中、医師が叫ぶ あちちという悲鳴
熱いのはこっちだ 医師が誤って自分の左手にレーザーメスを当てたらしい
医師 火傷する ハサミが御腹の上をバウンドする 大変な状況
看護婦が慌てふためく 医師 あっちぃ〜と唸る 手術中断
もう痛いし辛い 帰ろうかとも思うが露出させたまま帰る訳にもいかない
医師に対し凄い不信感を覚える 年齢を聞くも答えず 見た目高齢だが
手術再開 右はいつの間にか終わっていた 左のタマも痛すぎて
もはや会話も無く終わる 手術終了 縫われる感覚等はゼロだった
手術台から降り、残った気力でズボンを履く 更に気力で
とったタマの写真を撮る フラフラでピントも合わない
先生に中身を見たいというと切開してくれる 撮影

 先生に持ち帰るか?と聞かれるので、どうせ生ゴミの日に捨てるから
いらないと言うと 良かった 持ち帰るような悪趣味な人じゃなくて
という 流石に口の悪い先生として評判なだけはあるよ この医師
ただ、手術直後に写真を撮影し、中身を見たいというような奴も
今まで居なかったよと言われる そうかも知れないな
で、撮影時は看護婦と先生が手際よく動く 緑の布の上にタマを並べてくれる
デジカメで撮影する フラッシュをたくと白飛びしてしまうから
フラッシュたかないで撮影 すると医師 フラッシュをたくんだと怒る
看護婦が 今は撮ったその場で確認できるんですと説明する
看護婦と雪柳と医師で小さい画面を仲良く覗く タマが二つ映ってる
不思議な光景だと思う 医師 関心する 今はこんなに便利なのかと
そして、中身を撮影する為切開 医師も焼けどした手をかばいつつ
再度メスを握りタマだけを切開 取立てホヤホヤのタマに触ってみる
これが最後のお別れだから なんか水風船を限界まで膨らませた感触
もう少し硬いかな で、ツルツルな感触 ついでに中身も触る
まだ「ぬくもり」が残っていた 指先から感じる自分の体温
もうすぐこの細胞達は血が巡らず死亡していく さようなら
中身は微妙に糸を引く感じ なんかネバネチョ テカってるし
嫌な感触 ここで精子を作っているとは思えない感じ
手を洗い、二つ丁寧に置かれた玉を見つめる もう二度と会う事のない
20年を共にした友と永遠のさようなら 別に大して悲しくもない
むしろ悪友と別れた気分だ そして下の階へ 器具がゴチャゴチャ置かれた
一角にベッド 横になって休む 麻酔が残っているので変な感触
暫くすると看護婦がケア用品持ってきて説明 10万円払う
帰る前にトイレに行けと言われる 麻酔を出す為らしい 感覚が変
冷水を出してる感じ 内股で歩く 歩幅は狭い 普通にあるくと裂けそう
股はスースーした感じ 確かに無いのだなと不思議な感情を覚える
嬉しいような罪悪感のような でも、気にしない事にする

 タクシーをやっと見つけホテルへ帰る
今日は鎮痛剤を飲んでとっとと寝ろとの指示 従う事にする
タクシーの乗り降りが辛かった 足の不自由な人のような動き
ホテル内でも歩幅が狭くチョコチョコ移動

 フロントの坊主が怪訝な顔してこちらを見つめてる
凄く変な人に見えた事だろう ゼンマイロボみたいな歩き方
部屋につくなり、そろそろ夕方 テレビをつける
とりあえず鎮痛剤の座薬を入れ、寝る事にする
面白い番組もないのでテレビはすぐ消す 電気も消す
寝ようとするが寝れない 寝に入ろうとする瞬間
ズドンという変な 何とも形容しがたい感覚に襲われる
痛い訳じゃない すっっと先ほどまで弄られていたタマのあたりが
下に引かれるような感触 凄く眠いのに、寝れない
うつらうつら 意識がフェードアウトする寸前
またこの形容しがたい感覚に襲われる 朝まで何度繰り返したか
患部は包帯を巻かれているので全然判らない あまりにも寝れないので
深夜起きる そっとテープをはがし包帯の中を見る
別に普段と変わらない 痛かったらイヤだなと思いつつ好奇心に負け
袋の上から触ってみる もぬけのカラ 何も入ってない
数時間前までは仲良く入ってたタマはいない 確かに無い
精管の部分がビー玉みたいに腫れてる これは普通らしい
触るとコリコリした感触 でも、触りすぎると痛い でも面白い
自家発電したらどうなるのか気になるも、今はする気がしない
縫い目がグロテスク トイレに行き一服する 眠れない
既に朝方5時になっている 空が白みがかってきた 煙をくゆらしながら
ぼけっと朝焼けを見つめる 後に引けない所まで来れた自分
こんな勇気があったのかと考える 後に引けないから進める
色々考える でも、ふんぎりはとっくについているのでどうでも良かった
タバコを数本吸い終えると朝 言われたとおり患部をケア
2週間も朝晩やるのかと思うと出来るか不安 適当な人だから
でも、何かあったら面倒なので真面目にやる事にする
とりあえず次にする事は友人一同へのカムだなと考えタバコ消す
荷物まとめてチェックアウト 一昨日きた京都駅 もう帰る
良い観光旅行だった 観光のついでに取った気分だ
また来るのはいつになるかと考えつつホームへ
新幹線が好きなので撮影 新幹線内で寝れるかと思いきや寝れない
来る時に見た景色 次に見るのは取った後と考えながら見てた
それを今見てる不思議な心境 東京につく寸前眠くなる バッドタイミング
人生の分岐点は越えた 明日から予想できない人生

 と、ノートPCに残ってた手記を発見したので、新たにアップしておきました

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