2008年初夏 西武鉄道乗り潰し&新規開業路線踏破の旅
企画段階では福島県の鉄道路線を踏破するついでに首都圏の新規開業した路線など、何路線かを乗り潰す予定でした。ところが職場で実習生の指導員をやることになって休みを取るわけにもいかなくなったので、日程を4日→3日に縮小して行程を練り直している過程で「折角だから西武鉄道の全線を乗り潰すか」と思い立ちました。そんな訳で3日間60列車にわたる「福島県の鉄道路線完全制覇&首都圏乗り鉄」改め「西武鉄道&新規開業路線乗り潰し」へ行ってきました。
2008年7月2日 悪い師匠?
・東海道新幹線ひかり366号東京行き(京都9時56分→東京12時40分)
この日は前日からの泊まりの明けだったので、会社から直で京都駅へ行き、新幹線ホームで列車を待っていると、その隣のホームから東海区間では1日2往復しかない500系「のぞみ」が発車していく横に私の乗車する「ひかり366号」が到着した。車両は300系3000番代16両、京都を出ると名古屋・浜松・静岡・三島・新横浜・品川・終点東京の順に停車する。本来なら明けということで爆睡タイムに入るところなのだが、かなり久々に新幹線で東京へ行くのでテンションが上がってしまったのと、私の弟子が乗務試験だったのでその結果報告とかをメールでやり取りしている間に目が冴えてしまった。やっぱり弟子の事が心配でのうのうと新幹線に乗っている訳にもいかない。…実際にのうのうと乗っていたわけだけども。
列車は浜松に到着した。「のぞみ」の通過待ちでの2分停車を使って駅の売店でウナギ弁当を購入、発車後に「発車したので食べてヨシ!」の号令を心の中で掛けて食べる。産地はどうあれ、やはりウナギと言えば浜松なのである。有害物質は勘弁願いたいが(笑)。
その後、静岡でも「のぞみ」2本に抜かれつつも、終点の東京には定刻で到着した。
・山手線内回り(東京12時49分→上野12時56分)⇒
・東京都交通局上野懸垂線(東園→西園)
東京から山手線内回りで上野まで移動し、恩賜上野動物園へ。平日ということもあってか、かなり空いていた。飼育されている象とかの動物を見ながら進む。…何故こんな一見乗り鉄と関係の無い所へ来ているのかというと、実は園内に最初の乗り鉄のターゲットがあるから。それが東園と西園を1分半で結ぶモノレールである。これは鉄道事業法に基づいて東京都交通局により運営されている、上野懸垂線というれっきとした東京都交通局の鉄道路線なので乗り潰しの対象になるのである。
東園駅で切符を買って乗り場へ行くと、すぐに折り返し西園行きが到着した。早速乗り込んだが、独りで乗っているのは私だけなのでちょっと肩身が狭い(-_-;)。発車するとすぐに左へカーブし、エミューの横を通過、道路を渡って1分半で西園に到着、あっという間の上野懸垂線踏破だった。
西園駅から再び動物を見ながら歩いて東園駅の前を通って上野動物園を後に、上野駅へ戻った。今思えば、博物館動物園駅の入口跡も見ておけばよかったとちょっと後悔。
・山手線内回り(上野13時40分→日暮里13時44分)⇒
・東京都交通局日暮里・舎人ライナー見沼代親水公園行き(日暮里13時52分→見沼代親水公園14時13分)
上野から山手線で2駅の日暮里まで行き、停車していた日暮里・舎人ライナー見沼代親水公園行きに乗車した。この路線は大阪のニュートラムと同じような新交通システムで、自動運転されているので乗務員は乗っていない。
反対側のホームに折り返し見沼代親水公園行きが到着したのと入れ代わりで発車した。しばらくは市街地の中を走るが、荒川を渡る辺りで急に景色が開けてきた。荒川を渡り終えると再び市街地を走るようになるが、明らかに建物の高さが低くなっている。都心から郊外へ向かう路線の典型的な形だと思う。
明けだったので急に睡魔が襲い掛かって来て、西新井大師西を出た辺りから所々の記憶が飛んだ状態で終点の見沼代親水公園に到着、東京都交通局日暮里・舎人ライナーを踏破した。
予定よりも少し先行しているので、見沼代親水公園がどんな所なのか見に行ってみた。駅のすぐ近くに公園があり、「えっ、これだけ?」と思ってしまったが、これは入口。その裏から細長く公園が整備されており、ちょっと歩いてみたが、終点まで行くと貯金を使い果たすどころか予定よりも遅れかねないので見沼代親水公園駅に戻った。
・東京都交通局日暮里・舎人ライナー日暮里行き(見沼代親水公園14時31分→西新井大師西14時38分)
しばらく待っていると、折り返し日暮里行きになる電車が来たので、緊急時には運転台になる席に陣取り、来た道を西新井大師西まで戻った。
・徒歩連絡(西新井大師西→大師前)
地図を忘れるという大失態をやらかしたわけだが、西新井大師を目指せば大師前駅に行けるだろうと、暑い中を案内標識に従って歩くこと約20分、大師線の高架が見えて一安心、すぐ近くに大師前駅の立派な駅舎があった。
・東武大師線西新井行き(大師前15時07分→西新井15時09分)
大師前駅には切符売場も改札もなかったので、そのままホームへ上がると1面1線ながらも意外と立派なホームだったのに驚いた。暑い中を歩いたので、自動販売機で買ったジュースで喉を潤していると、折り返し西新井行きになる2両編成の東武8000系が到着した。乗り込んでしばらくすると発車し、先ほど歩いた道路を渡って2分で西新井に到着、東武大師線を踏破した。
・東武伊勢崎線急行中央林間行き(西新井15時14分→北千住15時18分)⇒
・東京メトロ日比谷線普通中目黒行き(北千住15時19分→三ノ輪15時24分)⇒
・東京都交通局都電荒川線早稲田行き(三ノ輪橋15時31分→早稲田16時26分)
西新井から伊勢崎線の急行中央林間行きで北千住まで行き、北千住で上の階のホームに停車していたメトロ日比谷線の中目黒行きに乗車して三ノ輪で下車、5分ほど歩いて都電荒川線の三ノ輪橋電停へ移動した。
既に早稲田行きの電車が停車していたので、それに乗車。大塚駅前までは比較的平坦だったが、その先で急にカーブが多くなったりアップダウンが激しくなったり、併用軌道を走ったりと変化に富んだ走りを見せてくれた。乗車率も荒川車庫前辺りまではそれほどでもなかったので、正直、全然客が乗らないのでは…と思ったが、その辺りは流石は東京、時間帯もよかったのか終点の早稲田まで常に立ち客がいるほどだった。1時間ほど乗車して、終点の早稲田に到着、都電荒川線を踏破すると共に、東京都交通局の路線を全線踏破した。
・東京メトロ東西線普通三鷹行き(早稲田16時47分→高田馬場16時50分)⇒
・山手線外回り(高田馬場16時56分→池袋17時00分)
早稲田電停から早大生に紛れて歩くこと約15分、地下鉄の早稲田駅からメトロ東西線の三鷹行きに乗って次の高田馬場で下車、山手線に乗り換えて池袋まで行き、予約しておいた宿にチェックインした。
・東武東上線TJライナー森林公園行き(池袋18時00分→川越18時26分)
しばらく宿で休んで、再び池袋駅へ。目的は6月14日に運転を開始したばかりの、久々に東上線に登場した有料優等列車「TJライナー」。池袋駅でライナー券を買って、既に出来ていた列に並んで改札を待つ。発車の約15分前に改札が始まり、ホームに上がってしばらく待っていると、小川町行きの急行が発車して行った後にお目当ての折り返し森林公園行きの「TJライナー1号」になる快速急行がやって来た。50090系8両編成で、池袋を出るとふじみ野・川越・川越市・坂戸・東松山・終点、森林公園の順に停車する。本当はこれに乗って坂戸まで行って越生線を乗り潰そうかとも思ったのだが、池袋に戻るのが結構遅くなるのと明けで体力的にも精神的にも限界に近かったので川越まで乗車する事にした。
18時ちょうどに発車。夕方のラッシュ真っ只中だが、座席定員制なので立ち客はもちろんいない。次の停車駅のふじみ野からは整理券なしで乗れるので、ふじみ野まで先行する急行に乗って、そこから「TJライナー」に乗る人も見られた。池袋から26分で川越に到着。色々とルートを吟味した結果、ここで下車して川越線で池袋まで戻る事にした。
・川越線通勤快速新宿行き(川越18時31分→大宮18時51分)⇒
・湘南新宿ライン快速平塚行き(大宮19時12分→池袋19時37分)
JRの川越に停車していた通勤快速新宿行きの70-000系10両編成に乗車した。川越を出ると、南古谷・日進・指扇・大宮・武蔵浦和・赤羽・十条・板橋・池袋・終点、新宿に停車する。そのまま乗っていれば池袋まで戻れるところを、グリーン車の誘惑に負けて大宮で下車。大宮駅に何故か旨そうな八戸の駅弁があったのでそれを買って、湘南新宿ラインから東海道線直通の快速平塚行きに乗車した。E231系15両編成で大宮を出ると赤羽・池袋・新宿・渋谷・恵比寿・大崎・横浜・戸塚・大船・藤沢・辻堂・茅ヶ崎・終点平塚の順に停車する。グリーン車の一席に陣取り、発車すると「動き出したので食べてよし」の号令とともにその駅弁を食べる。食べていると、ふと「『はやて』に乗って東北へ行きたい」という衝動に駆られ、その気持ちを抑えている間に池袋に到着した。
この後、駅の近くのラーメン屋でラーメンを堪能して宿へ戻るのだった。
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