2005年春
山陰乗り潰し紀行


2005年3月8日
移動しつつ乗り潰し

今日はここからスタート  一夜明けてホテルで朝食後、出雲市駅からスタート。家へのお土産を買って、ホームへ上がる。
 8時52分、益田からの特急「スーパーまつかぜ6号」が到着。車両はキハ187系2両、出雲市からの停車駅は宍道・玉造温泉・松江・安来・米子・倉吉・終点、鳥取。益田始発ということもあり、なかなかの乗車率だったが、エンジン直上に通路側とはいえ空席を見つけて着席。
 8時53分、発車した。キハ187系には初めて乗るが、前日乗ったHOT7000系とは違い、出力が高いのか加速が鋭く、同じコマツエンジンとは思えないほどエンジン音も低い。その割に性能に車体がついてきていないのか、変速時などの振動が少し気になる所である。同じ出力でも北海道のキハ201系に乗ったときなどはあまり気にならないのだが。
 宍道を発車した所から宍道湖が見えてくる。前日は北側から見ていたが、今度は南側から「そういえば、昨日は向こうを走っていたんだなぁ」と思いながら乗っていると宍道湖とわかれて松江に到着した。ここでほぼ半数の乗客が下車していった。流石は島根県の県庁所在地である。
 途中、揖屋で対向列車と行き違うために停車。…って、2分ほどで発車した。単線なのに寝台特急「サンライズ出雲」とノロノロと走りながら擦れ違ってますけど!有効長が長いからこんな芸当が出来るのだろうか?擦れ違った後、一気に加速する。しばらくすると中海が見えてきた。
スーパーまつかぜ6号
米子駅  9時44分、米子に到着した。ここから乗り潰し第2弾の境線に乗りかえるべく、0番線へ移動。
 既に普通境港行きが入線していたので乗りこんだ。車両はキハ40形単行。鳥取県境港市が「ゲゲゲの鬼太郎」作者である水木しげる氏の出身地ということで主に境線を走るキハ40形にも妖怪のイラストが書かれている。車内にもイラストが書いてあり、「やり過ぎでは?」とも思えるほど。
 発車する少し前に幼稚園の遠足と思しき団体を乗せて9時53分に発車した。よくある地方都市といった感じの風景の中を走っていくうちに、民家が少なくなってきて、田畑の割合が高くなってくる。海は意外と(?)見えないようだ。
 大篠津を発車すると境港市に入り、米子空港の横を走る。境港に近付くとまた家が多くなってきた。
鬼太郎列車
境港駅  10時31分、終点境港に到着した。ここで一本列車を見送って駅周辺の散策をすることにした。その模様は日記「つれづれなるままに」の3月12・13日付の中で「小ネタ」として紹介いたしますのでそちらをご覧ください。
 11時07分、米子からの普通列車が到着した。これが折り返し普通米子行きになる。車両はキハ40形単行。やはり鬼太郎列車だが、目玉親父が前照灯や尾灯になっているのが面白い。
 11時19分、発車した。今度は車内は閑散として、まったりとした空気が流れているが、途中駅で徐々に乗客が増え始める。それも後藤に到着したら結構降りていった。
目玉親父
米子駅  12時01分、終点米子に到着した。この境線が発着する0番線は3月17日から「霊番線」、駅名も「ねずみ男駅」になるらしい。いくら何でもそれはやり過ぎだと思う。
 12時05分頃、特急「スーパーまつかぜ8号」が入線してきた。車両はキハ187系2両、停車駅は倉吉・終点、鳥取。最前列のカブリツキ席を確保して、駅のホームで昼食にそばを食べる。
 12時23分、発車した。前面展望もさることながら、運転士の挙動もわかるのでなかなか面白い。下北条ではHOT7000系が折り返しのために停車していた。
 倉吉手前の天神川を渡る付近の場内の停止信号に引っかかり、約2分遅れで倉吉に到着したが、既に到着しているはずの快速「とっとりライナー」が遅れている関係で約5分遅れて発車した。
 列車は遅れを引きずりつつも松崎付近での東郷湖や時折見える日本海を見ながらの走行が続く。湖山を通過した所で高架へ駆け上がると終点鳥取も近い。

#その日夕方のニュースによると、先ほど米子まで乗っていた特急「スーパーまつかぜ6号」が浜村〜宝木間の踏切で立往生していた乗用車の影響で遅れたらしい。列車は現場手前で止まったから事故にはならなかったらしいが。遅れの原因はこれだろうか?
スーパーまつかぜ8号
鳥取  13時27分頃、約5分遅れで終点鳥取に到着した。ここから因美線に乗りかえるが、この先はゾーン外なので一旦改札を出て若桜までのきっぷを買って、再びホームへ。
 因美線の郡家から若桜鉄道へ直通する普通若桜行きに乗車した。車両はWT-3000形単行。若桜鉄道の車両で、おでこの所に「さくら3号」と書いてある。時折「ピューン」という音がするのが少し気になる。
 遅れていた特急「スーパーはくと5号」の影響を受けて5分遅れの13時55分頃に発車。乗客は結構多かったが郡家で一気に閑散となり、一転してまったりムードになった。若桜鉄道は元JR若桜線だが、国鉄からJRになって間もなく第3セクター化された路線である。そのためか3セク化後に設立された八頭高校前と徳丸以外は国鉄タイプの駅名板・駅舎をそのまま使っている。因みに郡家と次の八頭高校前の間は大人60円で、これは日本で1番安い運賃である。厳密には1km以内が60円ということらしいが、郡家〜八頭高校前の営業キロは0.9kmなので実質上八頭高校生の為の運賃設定ということになる。
 標高が高くなってくるのか進めば進むほど残雪が多くなっていく。
さくら3号
若桜  14時40分頃、終点若桜に到着した。若桜線は元々兵庫県の八鹿までを結ぶ路線として建設されたらしいが、結局叶わずここが終点になった。
 SL時代の給水塔などがあり、国鉄時代の面影は辛うじて残っている。
 結構風情のある駅舎である。何処へ行けばいいのか全くわからなかったので、結局駅へ戻ることにした。駅の窓口で鳥取までのきっぷを所望すると、なんと硬券乗車券が出てきた。硬券を実際に使うなんて小学1年生くらいの頃に京都から米原まで乗った新幹線の自由席特急券以来である。 若桜駅舎
久しぶりに使うような気がする
WT-3000×2  戻るべく、普通鳥取行きに乗車した。車両はWT-3000系2両。先ほどのって来た車両の郡家方にもう1両連結した形で、車掌も乗っている。
 15時20分、発車した。車掌が乗っているとはいえ、どうもドン臭い感じがする。後ろの車両も後ろ乗り前降りでワンマンカーが2両つながっているような状態なのである。JRみたいに2両目のドアを締め切りにして、先頭車両で後ろ乗り前降りにすればいいのに。
 郡家で中学生か高校生かよくわからないが多数乗って来た。普通列車の行き違いと特急「スーパーいなば5号」の待避で10分間停車したのち発車した。
 16時15分、終点鳥取に到着した。その気になればこの日の内に京都へ帰れるのだが、鳥取で行きたい所があったので予約しておいたホテルへ行くのだった。

ルート(S=スーパー)
出雲市(特急Sまつかぜ6号鳥取行き)米子(普通境港行き)境港(普通米子行き)米子
米子(特急Sまつかぜ8号鳥取行き)鳥取(普通若桜行き)若桜(普通鳥取行き)鳥取
翌日へ

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